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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

5713チバQ:2016/02/20(土) 17:44:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160219-00000000-fsi-bus_all
ANA初の「A380」期待と不安 超大型機導入に踏み切った理由
SankeiBiz 2月20日(土)8時15分配信

ANA初の「A380」期待と不安 超大型機導入に踏み切った理由
成田空港に初飛来したエアバス社の「A380」(写真:フジサンケイビジネスアイ)
 全日本空輸(ANA)を傘下に持つANAホールディングス(HD)が欧州エアバス製の超大型旅客機「A380」を日本の航空会社で初導入することを決めた。2016〜20年度の中期経営戦略で掲げるリゾート需要獲得の目玉として、首都圏発のハワイ・ホノルル路線に投入する。同社はA380による輸送能力の向上を強調するが、導入の背景はスカイマーク再生支援に伴う“トレード条件”との側面も拭いきれず、リスクもはらんだ大型投資に期待と不安が交錯している。

 「何が導入への背中を押したのか」「採算に見合うのか」。1月29日。国土交通省で開かれたANAHD中期経営戦略の記者会見は、同時発表されたA380導入に関する質疑に席巻された。同社の長峯豊之取締役執行役員は報道陣の質問に対し「ようやくリゾート路線で(ライバルの日本航空と)戦える舞台が整ったということ」と、“真打ち”登場を強調した。

 A380は総2階建ての超大型機で、導入した中東のエミレーツ航空がファーストクラスにシャワールームを設けるなど、ホテルのような豪華設備が設置できる。座席数も一般的な大型旅客機の約1.5倍に当たる最大853席と、1便での大量輸送が可能だ。「マーケットシェアを大きく取れる」ほか、上質なサービスを利用者にアピールするフラッグシップ(旗艦)になる可能性も秘める。

 ただその巨大な機体はもろ刃の剣でもある。ANAHDが導入する3機の購入負担はカタログベースで1500億円規模だ。同社は「ホノルル線に特化させ、機材整備を外注するなど運用効率化を図るほか、大量輸送効果で1座席当たりのコストが下がる」とするが、十分な搭乗率がなければ恩恵は受けにくい。

 現在、日本-ハワイ路線における同社の座席シェアは10%程度。ハワイ路線は日本発着の国際線需要を牽引(けんいん)する主要路線の一つだが、日本人の海外旅行需要が伸び悩む現在、コスト効率化を当て込んで他社より低い運賃設定にしても、現行機種の2倍以上が予想される大量の座席数を埋めるのは容易ではない。

 航空業界では、かつて大型機がもてはやされた時代もあった。だが、中型機で燃費効率の良い機材が出てきていることや、利便性向上の点からも、中小型機で多頻度運航するのが現在の主流。A380は運用の難しさもあって不人気機材になっているのが航空機市場の実情だ。航空会社の商談会として開かれた昨年6月のパリ航空ショーでは、A380の受注はゼロだった。

 それでも、ANAHDがこの超大型機導入に踏み切ったのはなぜか。同社は16年度からの中期経営戦略で、国際線旅客事業の強化ポイントとしてリゾートマーケット需要を挙げた上で、「中でも需要が旺盛なのは首都圏-ホノルル線」と位置付ける。成田や羽田の発着枠に限りがある現状では、大量輸送と豪華設備による差別化が図れるA380導入が、競争力向上の最適解であるとの立場だ。


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