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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

852チバQ:2009/10/15(木) 20:00:48
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20091015/CK2009101502000025.html?ref=rank
松本空港が存続の危機 日航全面撤退方針
2009年10月15日

日本航空グループ会社が定期便3路線を就航させている県営松本空港=松本市で、本社ヘリ「まなづる」から


 経営不振に陥っている日本航空は14日、長野県松本市の県営松本空港の札幌、大阪、福岡の定期便3路線から、2010年6月以降のなるべく早い時期に撤退する方針を同県に伝えた。

 同空港にはこれ以外に定期路線はなく、同社の撤退で廃港になる可能性も出てきた。村井仁知事は「到底承服できない」として、15日に縄野克彦副社長と会い、路線存続を強く求める構えだ。

 日航経営企画本部の大貫哲也部長が県庁を訪れ、望月孝光県企画部長に伝えた。県によると、赤字額などの説明はなく、不定期便の新設などの代替措置の提案もなかった。望月部長はその場で受け入れない意向を表明した。日航は再建のため松本や静岡、神戸など国内7空港から撤退を検討している。

◆県「受け入れられない」
 日本航空が14日に明らかにした県営松本空港(松本市)からの全面撤退方針。大阪、福岡、札幌の3路線がなくなれば、同空港は存続の危機に陥る。同社から説明を受けた県側は「受け入れられない」と反発を強め、地元・松本などでも経済や観光への打撃を懸念する声が噴出した。村井仁知事は15日に日航側に存続を要請するが、同社の経営は厳しく、今後の見通しは不透明だ。

 「日本航空との合意事項に基づいて、活性化に取り組んできた。何をもって赤字なのか明らかにする必要がある」

 会見した県交通政策課の小林利弘課長は語気を強めた。県は2007年2月、札幌便の存続と引き替えの形でジェット機の撤退と福岡便の減便を受け入れた経緯がある。それだけに、全路線からの撤退を表明した日航側に不信感をあらわにした。

 同課によると、3路線のうち札幌便の9月の利用率は87・9%。「週に4日しか飛ばず、使い勝手が悪いのに健闘している」とし、県や地元の取り組みに自負もみせる。県は航空管制灯火の更新費2億円を本年度当初予算に計上し、来年度に工事を行う予定だった。

 航空法は事業者に路線廃止の6カ月前に国土交通相に届け出ることを義務づけている。日航側が示した撤退時期の「来年6月以降」は、正式決定する今年11月末からの期間を念頭に置いているとみられ、小林課長は「日航側は、撤退には県の同意が前提になると説明した。県などの考えを伝え、存続に全力で取り組む」とする。

 松本市などでも波紋が広がった。菅谷昭市長は「国土の均衡ある発展、地域経済や観光に与える影響は大きい。到底承服できない」。

 13日に前原誠司国交相に路線存続を要望したばかりの望月雄内県議長は「国交相は、日航の再建方法は作業チームが決めると言っていた。一方的な撤退方針に『ああそうですか』とは言えない」と当惑を隠さなかった。

 「こんなに早く、簡単に切り捨てられるとは思わなかった」。松本商工会議所の井上保会頭は怒りをあらわにし、15日にも地元経済界などで対策会議を開くとする。

 松本青年会議所の上条洋理事長は「公共交通機関という側面を検討しているのか。採算だけで判断するのは納得できない」と不満をぶちまけた。

◆市民らも心配の声
 日航が示した撤退方針について市民らからさまざまな声が聞かれた。

 塩尻市の舞踊家横田ゆうわさん(42)は「定期便が廃止されたら、空港がどう使われるかが気になる」と心配する一方、「成田空港への路線がなく不便だ」とし、利便性向上が必要と指摘。

 約10年前に札幌旅行を計画した伊那市の自営業伊東敏雄さん(53)は「便数が限られていて使いづらかったが、誘客のために定期便を残してほしい」と求めた。

 (松本空港問題取材班)


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