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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2313チバQ:2010/09/12(日) 17:46:37
>>2311
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20100911-OYT8T00955.htm
開港半年 苦戦の空港
経済効果限定的 基地と運航調整難しく


ターミナルビルで行われた民踊のイベントで、カメラに収まる中国人旅行者(11日、茨城空港で) 茨城空港は11日、開港から半年を迎えた。定期便1便のみという異例のスタートだったが、1か月遅れで国内便が就航し、さらに待望の海外格安航空会社も参入した。しかし、開港による経済効果は限定的で、共用する航空自衛隊百里基地との運航調整の難しさが浮き彫りになっており、苦戦は続きそうだ。(金来ひろみ)

■開港効果

 水戸市のホテル「ホリデイ・イン水戸」は8月末までに茨城空港を利用する旅行客約1500人、約50団体を受け入れた。8割が韓国人で、中国の格安航空会社「春秋航空」のチャーター便就航以降、中国からの問い合わせも多い。団体客受け入れを強化しようと近々シングルルームの一部をツインに改装する。金子英雄総支配人は「インバウンド(訪日外国人旅行)は新しいマーケット。中国人客がどれだけ来てくれるか期待している」と笑みをこぼす。

 市内では5年ほど前からホテルチェーンが進出し、宿泊客は増えないのに部屋数だけは飽和状態。不景気で企業は宿泊を伴う出張を減らし、ホテル業界を取り巻く状況は厳しい。だが、外国人客受け入れに定評のある同ホテルは開港を新たなチャンスととらえ、旅行会社だけでなく、実際にホテルやバスなどを手配する都内のランドオペレーターにも精力的に営業をかける。金子総支配人は「総合的な営業の結果。待っていてもダメ。自分たちで攻めていかないと」と話す。

 しかし、こうした成功例はごく一部。海外からの団体客の大半は県内を素通りし、東京や日光などに向かう。県も「まずは空港の利用を増やしたい」と春秋航空の親会社の旅行会社からの要請で、中国人に人気の東京―大阪を結ぶ“ゴールデンルート”を走る観光バスを提供しているほどだ。9月末には大洗町の水族館やアウトレットに立ち寄り、水戸市内で1泊するコースが登場するが、外国人客誘致には息の長い取り組みが必要といえる。

 県観光物産課によると、8月に水戸市の量販店「ドン・キホーテ」2店が免税店になった。市内では初めてで、京成百貨店も免税店の申請を出すなど、中国人客の購買力に期待する動きが徐々に出てきた。

■自衛隊共用

 空港唯一の国内線を運航するスカイマークは6月、神戸便を運休すると発表。翌月の航空祭で、主催者の百里基地から運航時間を変更するよう求められたことを理由に挙げた。国内線撤退という最悪の事態も想定されたが、県などの協力で搭乗者と航空祭見学者の動線を完全に分けることで搭乗者の乗り遅れを防ぎ、定時運航した。これを受け、スカイマークも今月は神戸便を運休するが、来月から再開することを決めた。

 また、中国の春秋航空は百里基地の訓練の関係で、週3回のうちほとんどの月曜日は成田空港に発着する。同社は「空港を勘違いし、乗り損ねた人もいる」と不満を漏らし、県とともに全便を茨城空港に発着できるよう国交省などに掛け合うが、「国の安全保障にかかわる問題でもあるので、いまだ国の理解を得るに至っていない」(橋本知事)と解決の糸口はまだ見えない。

(2010年9月12日 読売新聞)


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