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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2661チバQ:2010/12/22(水) 23:33:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20101221-OYT8T01062.htm
大阪便再開 視界は不良
石見空港





来年1月4日が最終運航となる大阪便に乗り込む乗客ら(石見空港で)  石見空港(益田市)の大阪便が、来年1月4日を最後に運休する。県と益田市は、多額の助成金をつぎ込んで引き上げた同便の搭乗実績を基に、早期再開を求めているが、運航する全日空はいまだ方針を示しておらず、先行きは不透明なままだ。(益田通信部 小川紀之)

 大阪便の2009年度搭乗率は39・8%。大幅赤字を理由に全日空が運休を届け出た5月、県と市は運賃助成、関西圏からの誘客支援など1億2000万円の緊急対策事業費の支出を決定。早期再開を願う地元の熱意を示そうと、目標搭乗率を「80%」に設定した。

 運賃助成は、圏域市町でつくる利用拡大促進協議会を窓口に実施。特に、7月〜10月末に片道運賃(通常2万8000円)のうち1万8000円を助成した結果、8〜10月の搭乗率が83〜87%と目標を上回り、効果を誇る声も上がる。

 しかし、全日空から感謝の言葉はあれど、来期運航計画について、交渉の席では「検討中」の回答が繰り返されるばかり。「運休検討」が3月に打診されて以降、全日空側から運航再開に向けた条件提示は一切ない。県と市は、あいまいな状況で待たされたままだ。

 航空各社の2011年度上期は3月27日から。それに合わせた運航再開が、地元にとってはベストだ。毎年度の上期運航計画は例年1月20日前後に示される。県交通対策課は「ただ待つだけではなく、当然働きかけは続ける」としている。



 JA西いわみ(益田市)でメロン流通を担当する大崎弘康さん(37)はアムスメロンの出荷最盛期の6月、アールスメロンの10月、販売促進のため大消費地の関西圏へ何度も足を運ぶ。地元での準備作業中も、取引先を訪問中も、時間が惜しい。だからこそ、70分で行き来できる大阪便はありがたい手段だった。

 「運休後は車か、新幹線か……。正直、気がめいりますね」とぼやく。そして、言葉に力を込めた。「大阪便を必要とする人間が、いるんだよ」。

 助成で一時的に搭乗者は増えた。だが、財政健全化の観点から、助成自体を疑問視する声は議会や市民の間にある。確かに、運航が再開されたとしても、「助成がないと飛べない」のであれば、地元にとって、いつまでたっても<重荷>のままだ。

 利用促進協は益田市を中心に、これまで前年同額で予算化してきた協議会事業の見直しを始めた。実効性のある事業は何か――。根拠を積み上げながら、検討に入っている。

 「助成での搭乗率アップが、長期的にみてベストの策とは思っていない。効果的な策はあるはずだ」と同市の堀江勝幸産業経済部長。低い搭乗率。将来の運航を危ぶむ声は常にあった。しかし、現実問題として運休が突きつけられるまで地元は効果的な対策を打てなかった。この1年を教訓に、今一度、空港を生かし、育てるための議論を高めてほしい。まだ、官民とも知恵を使い切ったとは言えまい。

■石見空港

1993年7月開港の県営空港。東京(羽田)、大阪(伊丹)の各1便が就航し、1月5日からは東京便のみとなる。かつては東京便が2往復運航された時期もあった。観光地の萩・津和野に近い立地条件ながら、便数の少なさによる利便性の悪さも指摘され、広島、宇部両空港に観光客が流れる傾向もある。



 年の瀬を迎えた2010年。この1年、県内で起きた出来事を記者が振り返る。

(2010年12月22日 読売新聞)


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