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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3804チバQ:2012/07/16(月) 14:21:05
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120715/bsg1207150701000-n1.htm
【底流】速すぎる?!日航の再上場 全日空は不満、自民党も「待った」 (1/4ページ)2012.7.15 07:00

 9月の再上場を目指す日本航空の周辺がにわかに騒がしくなってきた。業績のV字回復で攻めの戦略を打ち出す日航に対し、ライバルの全日本空輸が「このままでは公平な競争ができなくなる」とかみついたからだ。日航の再上場が民主党政権の「手柄」とならないよう、自民党も「待った」をかけるなど政治の思惑も交錯。順調すぎた日航の再生は最終局面で思わぬ“横やり”に悩まされている。

 更生法適用の“特典”

 「正直言ってあの利益レベルには届かない。競争環境がゆがめられる」

 全日空の伊東信一郎社長が、日航の急速な業績回復に疑問を投げかけたのは5月17日のことだった。直前に発表された平成24年3月期の最終利益は、日航が1866億円と過去最高となったのに対し、全日空は281億円と大きく水をあけられた。伊東社長は、日航の再生について「再生に向けた努力に敬意を表したい」としながらも、不満を隠さなかった。

 伊東社長の発言の背景にあるのは、会社更生法適用に伴う“特典”だ。金融機関は約5200億円に上る日航の債権を放棄。それだけでなく、破綻(はたん)時に発生した赤字は次年度から利益と相殺して法人税が減免されるため、24年3月期の法人税は約350億円軽減された。法人税の減免額は、9年間で総額4千億円にのぼるとの試算もある。

 日航はこうした“特典”を生かして、攻めに転じた。燃費効率が従来機より20%高い次世代中型機「B787」を10機追加発注。格安航空会社(LCC)「ジェットスター・ジャパン」にも出資、全日空への対抗姿勢を強めている。

 経営を破綻させることなく、地道に利益を積み上げてきたとの自負がある全日空にとって、日航は政府支援によって競争力を高めている存在に映る。不公平感は容易に払拭(ふっしょく)できない。

 2年7カ月で復帰

 全日空の批判に対し、日航の植木義晴社長が重い口を開いたのは6月26日の定例記者会見だった。

 普段、記者からの厳しい質問にも温和な表情を変えない植木社長だが、「(会社更生法が)公正な競争を阻害させているのでは」との質問に、一瞬表情をこわばらせた。「全社員が身を削り、努力を重ねてくれた結果が今回の業績につながった。それを不公正といわれ、当惑している」と強い口調で反論。好業績は、あくまでルールに従って再建に取り組んだ結果であることを強調した。

 ただ、日航の再生のスピードが異例であることは確かだ。日航は9月に東証1部に再上場を予定しているが、実現すれば22年2月の上場廃止から約2年7カ月というスピード復帰だ。


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