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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4633チバQ:2014/01/14(火) 23:21:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20140113-OYT8T00898.htm
県、LCC定着に力



ソウル線を使い佐賀空港に到着した観光客ら 佐賀空港に格安航空会社(LCC)の国際路線が開設し、今月18日で2年を迎える。昨年末には韓国・ティーウェイ航空のソウル(仁川国際)線が就航し、中国・上海線と合わせて週計6便となった。県は、路線の定着を目指し、外国人観光客の誘致に向けた取り組みに力を入れている。(村岡経世)

 「外国人観光客が滞在しやすい街になるよう、しっかり努力したい」。ソウル線が就航した昨年12月20日、佐賀空港で出迎えた古川知事は、同社関係者や旅行客らを前に決意を語った。

 佐賀空港の国際路線は、2012年1月に就航した中国LCC・春秋航空の上海線が始まりだった。週2便でスタートし、半年後から週3便に増便。週3便のソウル線も加わり、九州主要8空港の国際線便数では6番目から4番目に浮上した。

 これを受け、県は外国人観光客の受け入れ態勢の強化策として、公衆無線LANの整備に補助を出した。昨年は宿泊施設で普及を促し、今後、旅行者が訪れる機会が多いJRの主要駅やバスセンターなど公共の場にも広げる方針。

 このほか、旅行中の外国人の問い合わせに中国語や韓国語、英語などで応じるなど、県内滞在中に言葉の問題で困らないためのサービスも検討しており、古川知事は「うまく実現できれば、外国人観光客受け入れの先進県になれる」と期待を込める。

 だが、LCC誘致を巡っては課題も残る。県は路線定着のため、着陸料のほか、団体旅行の県内宿泊者1人あたり3000円を春秋航空に補助しており、その補助額は、就航から3年間で最大で約5億4000万円に達する見込み。最終年の今年、県は近く春秋航空側との協議を迫られるが、いつまで公金で補助を続けるのか。その方針は決まっていないという。

 また、県国際戦略グループによると、上海線ではビジネス客の路線利用は増えつつあるものの、「LCCを使った県内企業の海外進出が加速するなどの成果はまだ先」と話す。4月には日本貿易振興機構(ジェトロ)の事務所が佐賀市内に設置される予定で、同グループは「LCCやジェトロをうまく絡め、企業の国際展開をサポートしたい」と意気込んでいる。

 投資に見合った効果を県民が実感できるか。今年は、その結果を出す時期を迎えている。

<ニーズ応える工夫必要>

 航空業界に詳しい早稲田大・戸崎肇教授(交通政策)に佐賀空港やLCCについて聞いた。

 ――県のLCC誘致策をどう思う。

 「九州でLCCに特化しているのは佐賀空港だけ。既存の航空会社の路線が少なくLCCが参入しやすい上に、利用者が見込める福岡都市圏やアジアに近いのでいい戦略。ただ、LCCはコストに厳しく採算が合わないと撤退も早いので、維持は難しい」

 ――LCCに公金で運航支援することは。

 「同様に取り組んでいる自治体は多いが、公金での支援には限界がある。欧州で運航支援の動きが広がった際、既存の航空会社が『公正な競争を阻害する』と訴えた例もある。搭乗率を維持して運航自体で利益を出せる観光の仕組み作りを急ぐべきだ。そうしないと、ずるずると払い続けることになる」

 ――今後の発展に必要なことは。

 「台湾など日本への関心が高い地域の路線は、全国の自治体が狙っているので競争は激烈。他の自治体に先駆けて誘致活動を進めつつ、旅行者のニーズ、不満など市場調査から見えてくる課題の解決に向けた工夫と知恵が問われる。地域間競争に勝つためには、空港運営は公共事業というより商売だという意識が大事」

(2014年1月14日 読売新聞)


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