したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2677チバQ:2010/12/26(日) 18:10:04
>>2171
http://mytown.asahi.com/areanews/akita/TKY201012240490.html
ソウル便搭乗率、初の70%超えか 裏に手厚い公費支援
2010年12月25日


修学旅行で韓国へ向かう六郷高校の生徒たち。窓越しにソウル便の飛行機が見える=秋田空港


 秋田空港のソウル便が10年目を迎えた。修学旅行や韓流ドラマのロケ地巡りで利用客が増え、年間搭乗率が初めて70%を超えそうだ。背景には、県が県内唯一の国際線を引き留めたくて多額の支援を続けている現状がある。

 「搭乗率は79.4%」。県は14日、秋田空港のソウル便の11月分の利用状況を発表した。これで、今年1月からの搭乗率の平均は74%になった。県観光課の猿橋進・韓国交流推進監は「(2001年10月の就航以来)初めて年間搭乗率70%超えを期待できる」と話す。

 搭乗率アップの理由の一つは、修学旅行での利用が増えたことだ。

 10月25日午後1時過ぎ、秋田空港。ソウル・仁川空港に向かう大韓航空の定期便の搭乗待合室は六郷高校の生徒約120人であふれかえっていた。3泊4日の修学旅行に出発する。「あいさつはアニュハセヨーでいいんだか」「パスポート忘れてねが」

 今年度、ソウル便を利用する約20の中学・高校の修学旅行生は約1500人。県は生徒1人あたりの旅費に最高3万円、パスポート取得に1万1千円を助成している。そこに市町村振興協会の1万円の助成も加わる。こうした助成が韓国行きを促している。

 もう一つの理由は、県内でロケがあった韓流ドラマ「IRIS(アイリス)」だ。ロケ地巡りに韓国から観光客が押し寄せ、1月には利用者6075人、うち韓国人搭乗客4819人といずれも就航以来最高を記録した。

 佐竹敬久知事は「アイリス効果」の再来を狙う。「夏の秋田で続編のロケをやってもらおうと制作会社と協議中」。定期的に大韓航空本社で運航継続を訴えており、10月に訪れた際、こう話した。

 県が今年度、ソウル便を維持するために支援した額は、着陸料の15分の14の値引き分(年2500万円)も含め1億4千万円を超える。

 大韓航空が07年に役員会で運休を決め、当時の寺田典城知事が慌てて訪韓、「搭乗率70%を目標に支援する」とつなぎとめた過去を繰り返さないためだ。大韓航空側との交渉を担う県関係者は「補助金が少ないと、ごしゃがられる(叱られる)。撤退されると困るので、助成せざるをえない」と嘆く。来年度予算も同じ規模で検討している。

 一方、ソウル便に手厚い補助を続ける姿勢には疑問の声も上がる。国内の航空会社や旅行会社ら業界団体、自治体でつくる「秋田空港の国際化と利便性を高める会」では、会員から「県民の足である国内便を第一に利用促進を」との要望も出始めた。

 地方空港に詳しい一橋大学大学院の山内弘隆教授(交通経済学)は「長期の優遇措置はやりすぎだ。自治体は路線ありきの助成ではなく、地域の産業や観光の潜在能力を引き出すことも考えなければならない」と話している。(矢島大輔)
.


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板