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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2284チバQ:2010/09/05(日) 01:55:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/feature/chiba1211810283655_02/news/20080601-OYT8T00595.htm
豪華ラウンジ競争
ビジネス客狙い差別化


海外出張に出発する前のビジネス客らのおなかを満たすカレーライス(日本航空のラウンジで) 「搭乗前にシャワーを浴びよう。その後はカレーだ。日本を出てしまえば、しばらくお別れだからな」。日本航空が成田空港第2ターミナルに構える、主にファースト、ビジネスクラス客が使うラウンジで、海外出張に向かう企業戦士らがくつろぎのひと時を過ごす。

 昨夏の改装で広くなり、カクテルバーや最新のマッサージチェアもそろえた。基本的にすべて無料。その一番の目玉は「味自慢のカレーライス。おかわりする人もいる」(日航成田支店旅客業務部)という。

 成田では大手航空会社やクレジットカード会社がそれぞれのラウンジを持つ。その数計21室。うち14室は2006年以降の新規または改装オープンと、華やかさは最近の成田の出発フロアの風景を大きく変えた。

 そして、日航のように、日本人の舌に親しんだ温かな軽食の提供に努めるラウンジが相次いだ。たとえば全日空がそばやうどん、米ノースウエストがおかゆやスープといった具合だ。

 ラウンジを舞台にしたホットな競争の狙いは、ビジネスクラスの客の取り込みにある。70年代までは国際線の座席クラスはほとんどがファーストとエコノミーだけだった。まだ空の旅は高価で、目的もほとんどが観光だった。

 80年代、ビジネスのグローバル化に伴い、空飛ぶビジネスマンも急増。料金やサービスがエコノミー以上、ファースト以下のビジネスクラスが生まれた。

 航空業界には「3・7」という言葉がある。全体の3割のビジネス客で7割の収入を得ている、という意味。正規料金が多いビジネス客の利幅の大きさを説明している。

 こうして2000年代に入り、ビジネス客の獲得競争が激化。ビジネス需要が柱のビジネスクラスの席を満たすことを航空各社が重要視し始めた。

 ラウンジは以前からあった。ただ、かつてはソファに簡単な飲食物や新聞・雑誌を用意する程度で、日航も「待合室のような雰囲気だった」(同社広報室)。それが今はライバル社との差別化に大切な要素と位置づけられているのだ。

 さて、世界の空ではラウンジに象徴される満載のサービスとは正反対に、サービスを削りに削った格安航空会社が翼を広げている。

 成田ではまだ定期就航していないが、隣の茨城県は10年3月の航空自衛隊百里基地(小美玉市)の民間共用化を前に、アジアの格安航空会社誘致に動いている。同県の担当者は「客層は観光、ビジネスの両にらみ」と話す。

 誘致が実現しても成田に比べ、便数は余りに少ない。ただ、運賃が高騰し、経済も先行き不透明な中、激安ぶりが受け、全国に広まったら−−。「サービスはもうけっこう。代わりに料金を少しでも下げて」。成田のビジネス客からもこんな声が出ないとは限らない。

(2008年6月2日 読売新聞)


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