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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2780チバQ:2011/02/02(水) 22:00:30
http://mytown.asahi.com/areanews/ibaraki/TKY201102010587.html
名古屋・札幌便が就航 1機使い回し、弱点露呈
2011年2月2日


名古屋から茨城空港に到着した乗客に就航記念品が手渡される=茨城空港


新千歳空港に到着したスカイマークの札幌便=新千歳空港


 茨城空港を発着するスカイマークの札幌(新千歳)便と名古屋(中部国際)便の定期就航が1日に始まった。利用者からは路線拡大に歓迎の声が上がったが、大雪の影響で1便の到着が大幅に遅れると、その他の便の発着にも次々と遅れが出た。「格安」を生み出すための、1機を使い回すコスト削減策の限界を初日から示す格好になった。

■札幌で遅れ、名古屋行きにも影響

 この日の就航開始で、これまでのアシアナ航空のソウル便とスカイマークの神戸便に加え、定期便は4路線に拡大。上海と週3回往復する春秋航空のチャーター便も合わせると計5路線となる。

 この日、茨城発札幌便(177席)がほぼ満席となったものの、その他の茨城発着便の搭乗者数はいずれも半分ほどにとどまり、初フライトとしてはやや寂しい結果となった。北海道地方の悪天候に伴い運航ダイヤも大幅に乱れ、キャンセルが続くなど「多難な船出」となった。

 スカイマークは低価格路線を維持するため、低コスト策を打ち出す。その一つが、機体の有効活用だ。県によると、この日、名古屋を出発した飛行機が茨城、札幌を経て名古屋へ戻るまで同一の機体が使われた。名古屋から茨城に到着した飛行機が新千歳へ出発するまでの地上滞在時間は35分。この間に乗客の乗り降りと機体整備などをこなす。

 このため、札幌への着陸が悪天候のため2時間半ほど遅れたのに端を発し、札幌発の茨城便も約3時間遅れ。さらに、茨城発名古屋行きも3時間20分近く遅れ、「玉突き」でずれ込む結果となった。

■「駐車場無料、便利だ」

 茨城発札幌行きの便は、定刻の午後1時15分より約40分遅れで出発した。

 10人ほどの同僚と社員旅行に行くという千葉県柏市の男性は「これまでは羽田空港や成田空港を使っていたけど、茨城空港なら駐車場が無料なので車をずっと置いておける。非常に便利だ」と喜ぶ。

 里帰りという西野由久さん(52)は水戸市内の店で1日昼まで働いていた。「あっという間に行けるようになった」と顔をほころばせた。

 だが、新千歳空港の滑走路の除雪作業などのため、青森県上空で着陸待ちが続いた。旭川空港への着陸地変更も一時検討されたこともあり、結局、予定到着時刻より2時間半遅れの午後5時20分過ぎに着陸。乗客は疲れた表情で到着ゲートに向かった。

■「新幹線より安い」

 茨城空港には午後7時50分ごろ、約3時間遅れで札幌からの便が到着した。降りてきた約70人の乗客は一様に疲れた様子だった。

 北海道の友人を訪ねていた水戸市の会社員、本沢弘さん(22)は「予想外の出来事で驚いた。でも記念の便に乗れて無事着いただけ、ラッキーと思いたい」。ただ、スカイマーク社の空港職員によると、茨城発名古屋行き便の搭乗客約80人のうち、5、6人が「新幹線で向かう」などと言ってキャンセルした。

 午後5時15分発の名古屋行き便の搭乗客は手続きカウンター前のソファや売店前のいすにぐったりとした様子で座った。空港2階のレストランは閉店を急きょ2時間延ばし、午後7時まで営業した。

 水戸市で小学校の同窓会に出席し、名古屋に帰る途中の映像製作会社長の照沼実さん(59)は「天気の都合だし、はじめてのフライト。遅れは仕方ない」と苦笑い。「安くて近いし、茨城に元気になってもらいたい。これからも積極的に使いたい」と話した。

 名古屋の親戚宅に向かう石岡市の伊藤和夫さん(81)も「今回は特別だとあきらめている。新幹線を使うより5千円は安く行ける。使わない手はないと思っています」(東郷隆、中村真理、栗田有宏)


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