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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3529チバQ:2012/04/07(土) 09:13:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20120407/CK2012040702000115.html
成田空港にLCC専用施設 国内線の充実、活発化
2012年4月7日

建設工事が始まった暫定国内線施設=成田空港で


 国際空港を標榜(ひょうぼう)する成田空港で、国内線の充実を図る動きが活発になってきた。この夏、格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンとエアアジア・ジャパンが成田を拠点に国内線の運航を始めるのを控え、成田国際空港会社(NAA)は五日にLCC専用ターミナルを建設する方針を表明した。周辺自治体では観光誘致へ期待も高まっている。 (小沢伸介)

 国内線の就航は十一都市十二路線で、一日約八十便が発着している。昨年の同じ時期よりも三十便ほど増え、旅客数も昨年八月以降、前年実績を上回り続け、一月は十九万人を超え過去最高だった。

 森中小三郎社長は「羽田があり、むやみに増やせないが、国際線の利便性向上のため国内ネットワークの充実は重要。国内線主体のLCCの需要を根付かせたい」と話す。背景には、国際化を図る羽田空港を意識した旅客獲得競争がある。

 LCC受け入れのカギとなる専用ターミナルは、第二旅客ターミナルビル北側の約二万六千平方メートルに建設を予定。延べ床面積五万〜六万平方メートルで、小型機十機分の駐機場を確保する。

 ボーディングブリッジを設けないほか、動く歩道やエスカレーターなど機械設備は最小限に簡素化する。二〇一四年度中の完成が目標で、事業費は約二百億円。

 それまでの間、増える国内便に対応するため、第二旅客ターミナルビルの南北に暫定施設を建設中だ。事業費は約十七億円で、今年秋には利用できるようになるという。

     ◇

 本来は国際線専用空港だったはずなのに、国内線が次々と就航しているのはなぜか。騒音問題に直結する航空機の発着枠について、周辺自治体が年間三十万回まで拡大することに合意したからだ。昨年十月と今年三月のダイヤ改正で、ともに一・五万回ずつ枠が増えている。

 枠のゆとりを生かし、昨年秋にはスカイマークが参入した。「成田は『千葉空港』。大きな需要が出てくると思っている」と西久保慎一社長。事前予約で一部座席に設定した激安価格が人気を呼び、成田発着路線を拡大している。

 一方、全日空は新潟線を新規就航した。伊東信一郎社長は「国際線への乗り継ぎ需要がある空港に飛ばしたい」と説明。北米や東南アジア方面の国際線との接続がスムーズな夕方に発着させ、サービスに磨きをかける。

 周辺自治体は地元をPRする好機の到来を喜んでいる。山武市空港対策室の担当者は「新たな観光客を呼び込めるチャンス。就航先の都市に、都会とはひと味違う魅力を発信したい」と意気込む。

 成田市の小泉一成市長は「LCCの受け入れに本腰を入れる取り組みを歓迎する。成田空港の機能向上が成田市の魅力向上に寄与する」と期待する。

 スカイマーク利用客の神戸市中央区、自転車販売業山田信孝さん(55)は「飛行機は便利で身近な乗り物。日帰り旅行で成田山にお参りし、うな重を食べて夜の便で帰ります」。利用者の意識も変わりつつあるようだ。


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