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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3177チバQ:2011/09/18(日) 20:38:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110918-00000010-mai-soci
<管制官>相次ぐ不祥事 業務取り巻くさまざまな問題浮かぶ
毎日新聞 9月18日(日)9時22分配信


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羽田空港の管制塔(右)。左は旧管制塔=東京都大田区で2011年9月16日

 空の安全を守る管制官の不祥事が相次いでいる。国土交通省は有識者で構成する「航空管制事務適正化検討委員会」を設け再発防止策の検討に乗り出したが、モラル低下の背景には管制業務を取り巻くさまざまな問題が浮かんできた。【川上晃弘】

 「こんなに問題になるなんて思わなかった。驚いた」。米大統領専用機「エアフォースワン」の飛行計画などをブログに掲載していたことが9日明らかになった羽田空港の50代管制官は、省内の調査にこう話したという。国交省幹部は「大変なことをしたという自覚がない。こんなところから教えなければいけないのか」とため息をつく。

 16日に開かれた検討委の4回目の会合。「管制官へのコンプライアンス(法令順守)の徹底が必要だ」「組織のあり方を見直さないと、また同じことが起こる」。不祥事が続く理由について、各委員が問題点を挙げた。

 検討委は全国の管制官645人にアンケートを実施し、571人から回答を得た。「他の職員の安全意識や緊張感が希薄になっているか」との問いに34.5%が「しばしばある」「時々ある」と回答。「私語が多い」「業務への慣れから緊張感が薄れている」といった記述もあった。「組織の規律が緩んでいると感じるか」との質問には「大いに感じる」「時々感じる」が43.3%を占めた。

 航空需要の高まりにより、国内の空港で管制官が離着陸などを指示、誘導する航空機の数は急増。94年に約333万9000機だったが08年には1.5倍の約511万8000機に。この間、管制官の数は1666人から1978人と2割増どまり。特に羽田空港の管制業務は激務で、1分30秒に1度のペースで離着陸する航空機を8人程度の管制官が取り仕切る。検討委では委員から「人数を増やせないのか」との質問も出たが、公務員の定数は法律で決められており、同省幹部は「(他の部署よりは)優遇されている」と答えた。

 「大多数はまじめに頑張っているが、仕事量が増えても給料は上がらず、不満を抱く同僚も少なくない」と話すのは羽田空港での勤務経験のある40代管制官。羽田は24時間勤務で早番、遅番、夜勤、夜勤明け、公休、昼番が続き、土日の休みはほとんどない。職場でも管制官以外との接触は乏しく、閉鎖的な人間関係になりがちという。「こうした生活で常識的な感覚を失うことが背景の一つかもしれない」。コンコルドの飛行計画をコピーし記念に持ち帰った同僚もいたと明かす。

 航空評論家の清水喜由さんは「有資格者だけの特殊な世界。人事交流も少なく、なれ合いが起きやすい」と指摘。「大きな事故が起こる前に、外部の目できちんと監査できる体制を整えることが必要だ」と訴える。

 ノンフィクション作家の柳田邦男さんはツイッターやブログによる不祥事が目立つことに注目。「自分で気付かぬうちにネット世界に依存している人が増え、現実社会の常識やモラルが通用しなくなっている。越えてはいけない一線があいまいになり、結果として職業倫理に反する行為をしてしまったのではないか」と話し、情報社会の進展を踏まえた規範作りを求める。

 ◇最近の管制官による主な不祥事◇

10年10月 福岡航空交通管制部の管制官が職場体験中の中学生2人に無線交信を読み上げさせる

11年5月 福岡空港の管制官が離着陸しようとしていた2機に対し、着陸と離陸を同時に許可

同年7月 東京航空交通管制部の管制官が短文投稿サイト「ツイッター」で施設見学ツアーを企画していたことが発覚

同年9月 羽田空港の管制官が米大統領専用機「エアフォースワン」などの飛行計画をブログに掲載していたことが発覚

     那覇空港の管制官が業務中に居眠りし、12分間応答不能に


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