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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

6945荷主研究者:2020/03/29(日) 13:37:40

https://this.kiji.is/609204248647992417?c=92619697908483575
2020/3/8 11:00 (JST)熊本日日新聞社
【熊本県知事選】争点の空港アクセス、記者が熊本駅から鉄道とバスで往復してみた

アクセスの改善が知事選の争点の一つとなった熊本空港=2019年9月10日(横井誠)

 3月22日投開票の熊本県知事選は現職、新人計2人の争いとなっている。選挙の争点の一つが熊本空港と熊本市中心部のアクセス改善。記者がJR熊本駅と熊本空港とを、列車とバスを利用して往復してみた。

 1日午後5時5分。小雨の中、JR熊本駅から豊肥線で肥後大津駅(大津町)に向かった。運賃は480円。約40分で着き、駅前から空港まで無料運行のジャンボタクシー「空港ライナー」に乗り換えた。乗客は6人。午後6時に駅を出て約15分で空港に。熊本駅からの所要時間は約70分だった。

 「空港ライナーは時間に正確なのが魅力」。よく利用するという熊本市中央区の大学生坂元忠浩さん(22)。「自宅がJRの駅に近いからアクセス鉄道が開通すれば利用したい。でも住む環境によって選択肢は変わるでしょうね」  帰りは空港リムジンバスを利用。午後7時50分発の45人乗りのバスはほぼ満員。1時間近くうとうとしていると熊本駅に着いた。片道800円はJR利用より割高だが、乗り換えがないのは便利だ。

 4選を目指す現職の蒲島郁夫さん(73)はJR豊肥線の三里木駅(菊陽町)から空港へのアクセス鉄道の整備計画を進める。一方、元熊本市長で新人の幸山政史さん(54)はバス専用レーンを活用したバス高速輸送システム(BRT)を打ち出した。

 鉄道の分岐駅候補の一つだった原水駅(菊陽町)。駅前にあるクリーニング店の女性店員(52)は「集客や利益の面を考えると三里木駅が分岐点になるのは仕方がない。でも原水駅周辺はこのまま置いてけぼりになりそう…」と不安げだ。

 熊本駅周辺ではこんな声も。駅近くに住む男性(78)は「市中心部も通るバスの方が使い勝手が良い。今は車かバスだけど、専用レーンを通って今より時間が短縮されるならバスを利用したい」。一方、熊本市西区の女性(73)は「鉄路ができれば空港から阿蘇方面へ行くのにぐっと便利になる。阿蘇地域の復興を考えると、鉄道は観光客増など、よりよい影響をもたらすのでは」と、空港アクセス効果の拡大に期待する。

 蒲島さんは、空港周辺への新産業集積の実現も公約。阿蘇市観光協会の松永辰博事務局長(56)は「集積に伴って全国から人が集まれば、落ち込んだ宿泊客を増やすチャンスにつながる」と話す。

 普段、空港から自宅までバスを使うという熊本市北区の無職、阿部茂さん(72)は「両方とも事業に関する調査結果が出ていない。どちらかに決めるには時期尚早」とくぎを刺した。「利便性や事業スキームなど総合的に判断するために双方の利点や欠点を提示し、議論を続けるべきだ」(渡具知萌絵)

◆蒲島さん「鉄道は定時性優位」、幸山さん「バスのコスト低い」

 現職の蒲島郁夫さん(73)は、熊本地震からの「創造的復興」の象徴として熊本空港の民営化を推進した。その関連事業として「定時性と大量輸送に優れた鉄道が必要だ」と主張。空港-JR豊肥線・三里木駅(菊陽町)間の約10キロを結ぶ鉄道の整備を計画した。

 県民総合運動公園付近に中間駅を設け、JR熊本駅から最短約40分、事業費は約380億円と見込む。JR九州が3分の1を上限に負担する協議も整えた。詳細な調査結果はまだ出ていない。

 新人の幸山政史さん(54)は、県が1日6900人とした鉄道の需要予測や費用対効果を疑問視。対案としてバス高速輸送システム(BRT)を打ち出した。混雑が予想される区間のみ新たに専用道路を整備する計画だ。

 コストを低く抑えられる上、熊本都市圏の渋滞緩和も狙えると強調。「鉄道完成までの約10年間に進む人口減少や自動運転実用化などにも柔軟に対応できる」と訴える。具体的な整備費用や期間には言及していない。


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