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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

7402OS5:2023/07/03(月) 08:52:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/6cc7961dc1846ee4dd75b2fc644b75668af2e1cb
2000m→悲願の2500mへ…佐賀空港の滑走路は延びるか 誘致したい国際線、道のりは険しく
7/3(月) 8:40配信

西日本新聞
滑走路延伸の計画が進む佐賀空港

 佐賀空港(佐賀市)の滑走路延伸に向け、佐賀県が取り組みを本格化させている。現在の2千メートルから2500メートルに伸ばすことで、国際線誘致の競争力を強化する狙いがある。ただ、延伸に必要な環境影響評価(アセスメント)などの手続きに着手したばかりで、実現には少なくとも10年ほどかかる見通し。新幹線整備で対立する国土交通省の支援も必要で、道のりは険しい。


 佐賀空港は7月以降、東京(羽田)便の1日5往復のほかは、格安航空会社(LCC)の台湾・台北便が週2日、1往復ずつ運航するだけになる。韓国や中国との国際線は新型コロナ禍などの影響で休止しており、再開に向けた調整が続く。

 国際線誘致の障壁になっているのが、滑走路の短さだ。航行距離の長い国際線の機体は、燃料を多く積載するために重く、離着陸に長い滑走路が必要になる。もともと2千メートルの滑走路は世界的に少なく、航空会社側は安全のために熟練パイロットを配置する制約が生まれる。このため、佐賀空港は国際線の誘致で不利になっているという。

 九州の他の主要空港の滑走路は2500〜3千メートル級が多い。北九州空港(北九州市、福岡県苅田町)は本年度、3千メートル化に向けて着工予定だ。欧州などと結ぶ大型貨物輸送機の就航が可能になるといい、物流拠点としての存在感を高めつつある。

 佐賀空港も500メートルの延伸によって、東南アジアからの路線の誘致が射程に入ってくる。県は今年4月、環境アセスの委託業者と契約を締結した。今月8日には県民から計画の意見を募るパブリックインボルブメント(PI)の推進協議会も設立した。今秋にも住民説明会を開くという。

 福岡県の筑後地区からも誘客できる地理的優位性を強みに、国際線の利用者数はコロナ禍前まで順調に推移していた経緯がある。県によると、2018年度の利用者は23万人で、近隣の熊本空港(20万7千人)や長崎空港(6万9千人)よりも多かった。山口祥義知事は「国際線がこれから金の卵になっていく。できるだけ早く、2500メートル化を実施する覚悟だ」と意気込む。

 県は、延伸のための空港東側の用地をすでに取得しているが、実現は早くても33年度前後の見通しという。事業化には国交省からの補助金など支援が欠かせない。国交省は需要予測や費用対効果を踏まえ、事業採択するかを判断する。県との事前の調整が続くが、見通しは立っていない。

 県と国交省は、九州新幹線西九州(長崎)ルート新鳥栖-武雄温泉の整備方針を巡ってスタンスが対立している。自民党県議の一人は「新幹線の問題が、空港を含む社会資本整備にネガティブな影響を及ぼすのではないか」と懸念を指摘する。 (山下航)

西日本新聞


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