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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2074チバQ:2010/06/05(土) 11:29:50
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/kikaku/8/20100602080035.htm
連載「テークオフ1年 静岡空港の課題」


(4)厳しい経営打開へ 競争勝ち抜く戦略必要
2010/06/02
 開港初年度の決算は138万円の赤字―。5月28日、富士山静岡空港の旅客ターミナルビルを運営する富士山静岡空港会社(吉岡徹郎社長)が、静岡市内で開いた株主総会で決算を報告した。売上高12億5500万円、経常利益1100万円だったが、最終損益の黒字は確保できなかった。
 それでも開港遅れや世界同時不況など逆風の中の1年だっただけに、吉岡社長は「初年度としてはまあまあの数字」と評価。「年間利用者は60万人だったが、県が目指すように2010年度70万人、11年度80万人と増えれば、経営安定につながる」と期待感を示した。

4億8千万円の赤字
 空港会社以上に県管理の空港本体の経営は厳しい。09年度予算では着陸料や土地使用料などの収入約1億9千万円に対し、保安関係や施設管理、事務所運営などの支出は約5億4千万円を見込む。約3億5千万円の赤字だ。人件費を加えると4億8千万円に膨らむ。こうした状況は10年度も大きくは変わらない。
 県空港経営課は「収入増につながる路線や便数の増、航空機の大型化に向けて利用拡大に取り組み、同時に業務を効率化して可能な限りコスト縮減を図るしかない」と話す。利用者をどこまで増やせるかが経営改善の鍵になる。
 年間60万人の利用者は地方空港として決して少なくないが、県が03年に発表した需要予測138万人とは大きな隔たりがある。川勝平太知事は28日の定例記者会見で「ばかげた予測と思った」と切り捨てたが、一方でチャーター便の好調や中国人観光客へのビザ緩和で「追い風が吹いている」とし、利用拡大に自信を見せた。

2年目が大事
 航空会社も初年度は極めて厳しい経営状況だ。全日本空輸の札幌、沖縄線は搭乗率が4月末で72・8%と高率だが、路線収支は大幅な赤字の見通し。ビジネス需要が少ないことや地方路線のコスト高が背景にある。鹿野内国裕静岡支店長は「開港特需のなくなる2年目が本当の実力が試される大事な年」と強調。利用拡大には、観光だけでなく、産業、教育、スポーツなど幅広い分野の交流拡大が不可欠とする。
 県の「富士山静岡空港の魅力を高める有識者会議」委員を務める航空アナリスト杉浦一機氏(東京都)は、施設の機能を最大限発揮するソフト面の充実▽羽田空港利用の乗り換え客やアジア客を獲得するための戦略―などの必要性を指摘。「地方空港間の競争が激化し、手をこまねいていれば脱落する。静岡空港にはより魅力的にするために打つ手、工夫がたくさんあることを自覚して取り組むべきだ」と強調した。


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