したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

670荷主研究者:2009/08/11(火) 13:49:05

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20090724/CK2009072402000144.html
2009年7月24日 中日新聞
FDA就航・搭乗率92%で滑り出し順調 社長『3年で経営めど』

 静岡空港を拠点に石川県・小松と熊本、鹿児島の3路線へ運航を始めた「フジドリームエアラインズ」(本社牧之原市、FDA)の鈴木与平社長は23日、静岡空港で記者会見し「大手航空会社の足りない部分を補い、共存共栄を目指す。搭乗率65%を目標に3年で経営のめどを付け、5年後に黒字化したい」と述べ、リージョナル(地域)航空事業への意欲を語った。 

 就航初日は一番機の小松便など4便が静岡空港を出発、3便が同空港に着陸した。午後7時15分到着予定の小松便は濃霧のため、愛知県営名古屋空港(同県豊山町)に目的地を変更した。この影響で、24日午前8時45分発の熊本便を午前10時に遅らせる。

 同社によると、初日の平均搭乗率は92・7%とほぼ満席で、順調な滑り出しだった。

 静岡県の川勝平太知事と鈴木社長は午前に小松便、午後に鹿児島便に乗って往復し、新会社と静岡空港をPRした。また蒲島郁夫熊本県知事と山岸勇石川県副知事がFDA機で静岡県を訪れ、川勝知事らと対談した。

 FDAは、ブラジル・エンブラエル社製小型ジェット機(76席)の2機体制で、小松線を1日2往復(所要時間55分)、熊本線を1日1往復(90分)、鹿児島線を1日1往復(95分)する。静岡空港発着の定期路線は国内6、海外2の計8路線となった。

陸路の不便さは解消 県民、期待と懸念
就航初日、鹿児島空港へ向け飛び立つFDA機=23日午後0時41分、静岡空港で

 フジドリームエアラインズ(FDA)が23日、国内3都市へ就航した。静岡県内の経済界や観光関係者からは「九州や北陸がぐっと身近になる」と期待の声が上がった。だが、発着拠点の静岡空港が就航初日から濃霧のため着陸地変更を余儀なくされ、あらためて利便性を懸念する声も漏れた。

 「北陸向け商品はこれまで手薄だったので非常にうれしい。兼六園をはじめ金沢には観光地も多く、需要はある」とJTB静岡支店の担当者は小松(石川県)線を歓迎した。

 北陸への陸路は不便だった。石川県白山市と友好親善都市の藤枝市の担当者も「少年サッカーなど市民レベルでの交流も盛ん。これまでは半日がかりで移動していたから便利になる」と話した。

 ホンダやヤマハ発動機の関連工場などがある熊本県。ホンダ浜松製作所の担当者は「出張のニーズはあるが、中部国際空港との利便性を見極めてからになるのでは。静岡空港は霧でキャンセルが多く、それでは困る」と冷静だ。

 焼津市のかつお節製造業者など20社でつくる焼津水産加工センターは、水産加工が盛んな鹿児島への路線について「営業などで使う機会は多い」と喜ぶが、「運航本数が少ないのが気掛かり。会員は中小企業ばかりだから運賃がもっと下がれば」との本音も。

 鹿児島茶を仕入れる菊川市の茶問屋丸松製茶場の佐野晋介社長(39)は「機内サービスや旅行企画など客を引きつけるものがほしい」と注文を付けた。

 県内900の宿泊施設が加盟する静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合の望月秀昭事務局長は「静岡空港ができて約2カ月たったが、今のところ目に見えた変化はない。今回の3路線への期待は大きく、キャンペーンを張ってPRを徹底することが不可欠だ」と話した。

 フジドリームエアラインズ(FDA) 静岡空港を拠点に小型機を使ったリージョナル(地域)航空事業を展開する。総合物流会社「鈴与」(静岡市清水区、鈴木与平社長)が100%出資し、2008年6月に設立。社長は鈴木社長が兼ねる。資本金4億5000万円、社員約180人。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板