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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2053チバQ:2010/05/30(日) 17:11:19
http://mainichi.jp/area/akita/news/20100529ddlk05020005000c.html
探検録:大館能代空港、大阪便廃止(その1) 東京便存続へ支援策 /秋田
 大館能代空港(北秋田市)に1日1往復就航する大阪(伊丹)便について、全日空は11年1月4日を最後に廃止する方針を決めた。同空港の定期便が東京の2往復のみとなることに地元自治体や企業関係者らは危機感を強め、県は東京便存続と利用拡大のため新たな支援策を打ち出した。一方で住民の一部からは「使わない空港」への多額の財政支出を疑問視する声も出ている。【岡田悟】

 ◇搭乗率低迷で危機感 レンタカー助成など
 20日の大館能代空港出発ロビー。和歌山県みなべ町の農家の男性(53)は妻と姉夫婦の4人で、昼過ぎに出発する大阪便を待っていた。

 八甲田山や十和田湖、さらに八幡平や玉川温泉を2泊3日で満喫。「地元とは違うこちらの山や自然が好きで、来たのは2回目」という。

 廃止方針を聞いて「機内には半分ぐらいしか客がいない。(存続は)危ないんちゃうかなあと思っていた」。

 ただこの日の到着便は、観光ツアーとビジネス客でほぼ満員。夫と2人でツアーに参加しJR五能線に乗るという奈良市の女性(70)は「交通手段は、多い方がええわなあ」とつぶやいた。

   ◆   ◆

 全日空幹部は25日、県庁を訪れて同便の廃止を正式に伝えた。

 98年の開港以来、同空港の利用は低迷している。搭乗率が60%近かった年もあるが、09年度は48・2%と過去最低。中でも大阪便は42・8%にとどまり、東京便も5割に満たなかった。

 同空港利用促進協議会(会長は小畑元・大館市長)の事務局がある大館市商工観光課によると、利用者が多いのは連休や年末年始など。もともと平日利用が少ないうえ、不況による企業の出張手控えでビジネス客が減少した。

 佐竹敬久知事は定例会見で「県北には新幹線がなく、高速道路も全部はつながっていない。空港がなくなれば(住民は)耐えられないと思う」と力説。残る東京便の存続に全力を挙げる構えだ。

   ◆   ◆

 県は県議会6月定例会に、欠航時の秋田空港までのバス・タクシー運行▽空港を利用した県内泊の旅行商品開発支援▽レンタカー利用1000円キャンペーンの実施−−の関連費用を計上した予算案を提出し、主に東京便の利用促進に力を入れる。

 協議会も空港の「ファンクラブ」を結成。「このままでは空港がなくなる」と企業や町内会を回って地元の利用を促す。

 空港維持のための県費負担は、これまでも重ねてきた。

 県港湾空港課はこのほど、県内2空港の08年度収支について企業会計の考え方に基づいて算出した結果を公表。秋田空港は営業収入が6億2400万円で県の一般財源投入は1億3500万円だった。大館能代空港は営業収入が10分の1以下の5600万円で、一般財源投入は2・6倍の3億5300万円。同空港には開港後、毎年約3億円を投じてきた。

 越前貞久・大館市商工観光課長は「“陸の孤島”である県北と他地域との格差を埋めるのが県の役割。負担は不可欠」と説明する。


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