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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

615千葉9区:2009/07/03(金) 22:46:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20090702-OYT8T01171.htm
松本空港低空飛行

 信州唯一の空の玄関口、県営松本空港(松本市)は今月でジェット化開港から15年。とは言え、2007年からジェット機は飛んでおらず、便数も減っている。それに伴い、利用客も年々減少。県や市は、再ジェット化、札幌、福岡便の毎日運行復活などを目指し、活性化策に取り組んでいるが、課題は多い。(石井千絵)

 松本空港は1965年の供用開始で、当初は観光用の臨時便に使われていた。94年、滑走路を拡張し、小型ジェット機を導入し、札幌、福岡、大阪便が就航。95年以降は広島、仙台、松山便と、路線が増え、96年度の利用者数は26万4700人に上った。

 しかし、結局、この年がピークで、その後は徐々に減少。日本航空も、機体の老朽化や、採算性などを理由に路線や便数を減らした。2007年からは、毎日1往復の大阪便と、週4往復の札幌便、週3往復の福岡便だけになった。機体もジェット機からプロペラ機になり、1機当たりの座席数は134席から74席に。08年度の利用者数はわずか6万3500人で、94年度以降では最も少なかった。

 就航率も毎年95%程度と低め。その上、1便欠航すると、代替便がないため、完全に足止めを食ってしまう恐れがあり、旅行や出張には、「安心して使えない」という声も聞かれる。

 再ジェット化実現のため、何とか利用客を増やそうと、松本市や旅行会社、地元企業などで構成する「信州まつもと空港地元利用促進協議会」は、大阪、札幌、福岡市で行われるイベントに参加して、空港や松本周辺の観光地をPRしている。しかし、松本空港と観光地を結ぶ交通網も貧弱だ。公共交通機関を使って、松本空港から上高地に行くには、路線バスで30分かけて松本駅前のバスターミナルに出た上で、そこからさらにバスで約2時間かかる。

 協議会の会合では、目的地を柔軟に決められる乗り合いバスや、観光地と結ぶ直通バスの導入などを求める声があがる。しかし、かつて、松本駅と直通で結ぶ「エアポートシャトル」を運行していた松本電気鉄道の担当者は「松本に人を呼びたいという思いは同じで、協力したいが、採算が見込めないバスを走らせることは出来ない」と話す。シャトルバスの運行も、利用者の減少などで08年に廃止した経緯がある。

 10年の羽田空港の再拡張にあわせ、日本航空は国内線の運航計画を見直すことにしている。現在は2機の小型ジェット機「エンブラエル170」(76人乗り)も10年度までに10機にする。席数はプロペラ機とほぼ同じだが、音が静かで、ゆったりした客室が特徴。県の「信州まつもと空港活性化研究会」は、この新型機の就航を期待している。

 運航計画の見直しでは、悲願の再ジェット化から現状維持、最悪の場合は減便まで、あらゆる可能性が考えられる。日航は「需要がすべて」と強調しており、生き残りをかけた需要拡大の試みは正念場を迎えている。

(2009年7月3日 読売新聞)


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