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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1597チバQ:2010/02/15(月) 12:03:08
http://www.chunichi.co.jp/article/centrair/news/CK2010021202000162.html
<逆風に挑む>(4) 頼みの一元化、不透明
2010年2月12日

小型機に特化された県営名古屋空港=愛知県豊山町で、本社ヘリ「あさづる」から


 「調子が悪いからと開港5年で一元化だなんて、とてものめる話じゃない」。年明けに噴き出した中部経済界からの中部国際空港と愛知県営名古屋空港(豊山町)の一元化論。同県小牧市の中野直輝市長は憤りを隠さない。

 中部経済連合会の川口文夫会長は「国際、国内線の使い勝手をよくするため、定期便は名古屋空港との一元化が必要」と発言。他の財界人からも同様の発言が相次ぐ。地元を揺らす発言の背景は、中部空港の需要低迷にほかならない。新型インフルエンザなどの影響で、中部国際空港会社の2010年3月期決算は09年に続き2年連続の赤字になる見通し。日本航空の再建問題次第では、減便がさらに増える懸念もある。

 中部空港が開港した5年前。名古屋空港は、国際線をはじめ就航路線の多くを中部に譲渡。コミューター航空や国際ビジネス機の拠点として生まれ変わった。1都市2空港の考え方の下「十分にすみ分けができると聞いたからこそ中部開港に理解を示した」(中野市長)というのが地元自治体の立場だ。

 日本航空系のジェイ・エアの定期便は当初の6都市13往復が9都市18往復に増加。05年度に30万6000人の旅客数は翌年以降40万人を超えて堅調だ。「調子が悪ければいざ知らず、旅客数も当初目標を達成しているのになぜ」(豊山町担当者)との戸惑いは隠せない。町内の航空関連の税収だけでも町税収の2割も占める。

 「中部空港への定期便一元化は開港時の前提。名古屋空港は補完のはずだった」(川上博社長)という需要の分散を避け、中部空港の苦境を救う策だとの考えは、名古屋空港の地元とは相いれない。周辺自治体が一元化を避けたい理由は、地域振興のほかに、航空自衛隊小牧基地の存在も大きい。民間機がなくなればまるごと基地化につながる不安があるからだ。

 にわかに浮上した一元化論に敏感になる周辺市町。「仮に一元化しても、今の利用者すべてが中部に行くはずがない。今が利便性も良い」と、小牧、春日井両市と豊山町は近く、県へ現状維持を要望する。現在の位置付けのままで共存共栄を願う声は根強い。論議の先行きは視界不良だ。


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