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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1702 ◆ESPAyRnbN2:2010/03/08(月) 11:53:16
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100308ddm002010058000c.html
地方空港:特会見直し、逆風 日航破綻後の減便追い打ち

 茨城空港が11日開港するが、地方空港の新設はこの10年で9カ所目となり、国内の空港は計98カ所に達する。
地方空港は高度成長期の70年に設置された空港整備特別会計を利用して整備、維持されてきたが、鳩山政権の
誕生で航空行政は急旋回し、特別会計の規模は大幅に縮小する方向。日本航空の経営破綻(はたん)に伴う
減便もあり、地方空港を取り巻く環境は厳しくなる一方だ。【大場伸也、松久英子】

 前原誠司国土交通相は昨年10月、「必要な空港整備は一般会計から要求する」と表明。特別会計の大幅縮小に
着手し、空港建設予算は、財務省からより厳しく査定を受ける一般会計で手当てする考えを示した。

 10年度予算案の空港整備勘定は約4590億円で、前年度当初比13%減。国が設置を許可した新設空港は
新石垣(13年開港予定)だけになり、「新たな空港整備はほぼない」(前原氏)状態になったためだ。

 国交省の成長戦略会議は6月までに航空行政の新しい方向性をまとめる方針だが、着陸料などを引き下げる
方向で整備勘定を見直す。

 それでも、採算度外視で造られた空港のツケは残る。

 国交省のまとめによると、国管理の26空港は06年度、国の一般会計からの受け入れ分を除いた経常損益ベースで
20空港が赤字。08年秋以降の世界的な不況による利用者減が空港経営の悪化に拍車をかけている。

 地方空港をさらに苦境に陥れているのが日航の経営破綻だ。日航は静岡空港からの撤退など、今年4〜6月に
国内12路線の廃止を決定。09年度には136路線だった国内線を12年度までに119路線へ減らす方針を示している。
高速道路との競合も激しく、地方空港の経営は厳しさを増している。

 ◇需要は「低空飛行」−−静岡空港
 昨年6月にオープンした静岡空港。約1900億円を投じて開港したが、新型インフルエンザや世界的な不況の
影響で、利用は「低空飛行」が続く。

 「今年は60万人、来年は70万人、再来年は80万人、そして100万人になるのが私の現在の見通しだ」。3日の
静岡県議会で、川勝平太知事は今後の需要予測をこう述べた。

 県が年間106万人を見込んだ国内線の利用者は2月末までで約30万8000人。チャーター便と国際線を合わせて
も約45万人にとどまる。今月いっぱいで全面撤退する日航の2路線は地元航空会社が引き継ぐことになったが、
就航路線が増えるわけではない。川勝知事の「予測」は現実味に乏しいのが実情だ。

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■国管理空港の損益
 羽田▼280、伊丹43、新千歳21、福岡▼55、那覇▼54
 稚内▼9、釧路▼17、函館▼13
 仙台▼7、新潟▼14
 広島3、高松▼3、松山▼1、高知▼7
 北九州▼13、長崎▼2、熊本2、大分▼5、宮崎▼5、鹿児島3
 八尾▼4、丘珠▼5、小松▼5、美保▼5、徳島9、三沢▼2
※単位・億円。06年度。一般会計受け入れ分を除いた経常損益ベース。▼はマイナス

毎日新聞 2010年3月8日 東京朝刊


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