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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

6188チバQ:2017/07/06(木) 20:02:52
http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/news/20170703-OYTNT50074.html
民営化 手応えの1年…仙台空港
2017年07月01日
LCC増便やビル改修も


改修工事を終え、4月にカフェなどがオープンした空港ビル1階の到着エリア(30日)
改修工事を終え、4月にカフェなどがオープンした空港ビル1階の到着エリア(30日)

 仙台空港(名取市、岩沼市)が国管理空港の中で全国で初めて完全民営化されてから、7月1日で1年となった。運営会社「仙台国際空港」(名取市)は、民間のノウハウを生かして、新規路線の就航や空港ビルの改修などを推し進め、県や経済団体も官民一体で支援を続けている。同社の岩井卓也社長は30日の記者会見で「東北の空を、世界の空へとすべく頑張りたい」と意気込みを語った。

 仙台空港は、土地や施設の持ち主は国のままで、滑走路や空港ビルの運営を民間の仙台国際空港が担っている。同社は、民営化前の2015年度と比べ、約30年後の44年度に年間旅客数を1・76倍の550万人、貨物量を4・16倍の2万5000トンとする目標を掲げる。

 施設の利便性向上などで、格安航空会社(LCC)を中心に路線・便数の拡大や、国内外の観光客の呼び込みにつなげる狙いがある。岩井社長は会見で「各論で反省はあるが、民間が一体でやっていく方が絶対にうまくいくという手応えはある」と1年を振り返った。

 民営化の効果で、台湾便や韓国便などの国際線は週10往復から19往復に増えた。台北便については、「エバー航空」とLCC「タイガーエア台湾」が計週8往復運航し、今年9月には国内LCC「ピーチ・アビエーション」が週4往復の路線を開設するため、毎日の運航が実現する。空港では、LCC向けの搭乗施設(ピア棟)の新設工事も今夏に着工予定で、さらなるLCCの新規就航を狙う。

 また、今年4月からは、航空会社の空港使用料金を変更し、旅客数によって料金が変わる「連動料金」の割合を増やした。岩井社長は「固定料金を下げ、変動リスクを考慮することでエアラインが飛びやすくなった」と狙いを語る。

 民営化前から課題とされていた一つが、空港や駅などから観光地へ向かう「2次交通」だ。観光地へ直行する高速バスは民営化前はゼロだったが、この1年で「酒田・鶴岡」「山形」「松島・平泉」「福島・会津若松」の計4路線が運行を開始した。

 空港とJR仙台駅が直結する仙台空港アクセス線は、今年3月のダイヤ改正で1日40往復から、早朝を中心に同43往復に運行本数が増えた。早朝の航空便が利用しやすくなったほか、同アクセス線の利用客も07年の開業以降最多となった。

 空港ビルの改修やにぎわいの創出も進んだ。従来有料だった屋上展望デッキを無料開放。今月9日までは屋上でのビアガーデンも開催中だ。ビル1階の到着エリアでは、観光案内所やカフェなどの店舗やサービス施設が営業を開始し、今後数年をかけ、搭乗エリアのある2〜3階の改修も計画する。

 一方で、要望の声が根強いのが空港の運用時間の拡大だ。現在の運用は午前7時半〜午後9時半。LCCを中心に、航空会社からは早朝や深夜での離着陸を求める要望があり、県は延長した場合の周辺地域への騒音の影響などの調査を進めている。村井知事は「LCCを中心にニーズがある。国土交通省と交渉し、地元に理解いただけるよう、運用時間の拡大に向け努力したい」と前向きだ。

2017年07月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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