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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2367チバQ:2010/09/29(水) 12:18:35
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001009290005
県営佐渡空港 厳しい逆風
2010年09月29日


滑走路の2千メートル化と定期便再開で揺れる佐渡空港=佐渡市秋津

 佐渡市秋津の県営佐渡空港をめぐる動きが、慌ただしくなってきた。一つは長さ890メートルの滑走路を2千メートルとする計画。3月に県議会で佐渡―羽田間の空路開設が否決されながらも建設計画は継続され、市が掲げた地権者との交渉期限が今月末に迫っている。もう一つは佐渡―新潟便の再就航で、来春の再開を目指して県と市、航空会社の協議が続く。いずれも市にとっては悲願だが、見通しは不透明で、関係者には焦りの様子もうかがえる。(川崎友水)


   ◇


 滑走路の2千メートル化計画が持ち上がってから20年近く。地元地権者との交渉は難航し、一時は休止状態にも陥ったが、泉田裕彦知事が2007年に佐渡―羽田間の空路構想をぶち上げてから再び動きだした。


 県は計画を進める条件として、市に地権者全員の同意を取り付けるよう迫った。この間に用地の地価は、県が1993年に示した買収予定価格の3分の1まで下落。実勢価格での買い取りを主張する県に対し、市は計十数億円ともいわれる差額分を補填(ほてん)することも決断した。さらに地権者が亡くなって相続した人まで対象が広がり、島外にまで足を運ばざるを得なくなった。


 交渉の現状について、市は9月市議会で地権者152人のうち91%にあたる139人から同意を得たことを明らかにした。しかし、残る未同意者には以前から建設反対を唱える人たちも含まれる。市交通政策課の佐々木正雄課長は「全員の同意取得に向け全力を尽くしているが、厳しいのは事実」と苦しい胸の内を明かす。


 高野宏一郎市長は交渉期限を迎える今月末に何らかの結論を出し、県に判断を委ねる見通しだが、地権者全員の同意を求める県がこれにどう対応するかは見えてこない。ある市議は「地元が必死になってやっているのに、県は素っ気ない。本当に2千メートル化を進める気があるのだろうか」といぶかしがる。


 一方、08年に旭伸航空(新潟市)が撤退して以降、休止している佐渡―新潟便の再就航をめぐっては、参入の意思を示す新日本航空(鹿児島県)と県、市の3者による交渉が続いている。


 同社は小型機を1日4往復運航させる計画で、県と市は赤字を補填する目的で年間6400万円を上限に補助金を出すことを決めている。同社は、運賃を旭伸航空時代と同じ片道7350円、搭乗率50%以上とすれば、補助金の範囲内で運営が成り立つと見込んでいるが、県は市に対して正確な需要を把握し検証するよう求めている。


 定期路線の有無は、2千メートル化や将来の羽田便開設への実績となるだけに、市は島内の各事業所を回って利用促進を訴えるが、昨今の経済事情もあり反応はもう一つだという。市は「佐渡汽船のカーフェリー故障もあり、空路の必要性は再認識された」と強調するが、島民からは「ジェットフォイルでさえ運賃(通常料金は片道6千円程度)が高くて乗らないのに、それより高い飛行機に乗る人がどれだけいるのか」という冷ややかな声も聞かれる。


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