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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4366チバQ:2013/05/15(水) 00:29:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130512-00000065-mailo-l12
開港35年・岐路に立つ成田:/5 「豊かな市」続く模索 騒音地区は「我慢」 /千葉
毎日新聞 5月12日(日)12時1分配信

 4月末の夜。京成成田駅前の居酒屋に入った5人の男たちはいきなり日本酒を注文し、特殊な注ぎ口をびんに取り付けてコップについだ。「30ミリリットルって意外に多いぞ」「酔っ払いを作るのが目的じゃないからな」。成田市の地域おこしグループ「成田空援隊」のメンバーたちだった。
 空援隊は今月26日、成田山新勝寺の参道で地酒の飲み比べイベント「酒フェスティバル」を初めて開く。5銘柄を30ミリリットルずつ飲めて500円。500人の参加を想定すると、2500杯。早く、正確につぐため、30ミリリットルが流れると自然に止まる構造の注ぎ口を酒屋に借り、イベントを前にテストしていたのだ。
 空援隊は羽田空港が再国際化される直前の2010年7月、成田の「地盤沈下」を危惧した市民らで結成された。航空ファン向けの日帰りツアーや、自分たちの活動をモデルにした演劇公演など、さまざまな企画を手がけてきた。成田ロケ映画のPRのため、参道に赤いカーペットを敷いたことも。「隊長」の諸岡良和さん(38)は「この街が好きだから、盛り上げたい」と語る。
 こうした活動を機に、市も映画やドラマのロケ誘致を推進するようになった。空港と成田の街を舞台にしたTBSドラマ「あぽやん」(今年1〜3月放送)のロケが行われた参道のカクテルバーや、実名で登場したラーメン店「中華そば麦家」は放送後、ドラマファンでにぎわった。「麦家」の斉藤正幸店長(37)は「撮影スタッフに『地元感をリアルに出したい』と言われ、私も出演した。一時期は12%ぐらい売り上げが伸びた」と話す。
 ■試行錯誤の振興策
 同市は国から交付税を受けなくて済む財政豊かな「不交付団体」だ。成田国際空港会社が市に支出する「空港周辺対策交付金」は、今年度11億3400万円。空港関連の固定資産税は108億円を見込む。同市の一般会計560億円に対し、同じ人口規模の木更津市は約360億円だ。
 豊かさは人口動態にも表れる。国立社会保障・人口問題研究所の地域別将来推計人口では、県内自治体で唯一、2040年の段階で人口が増えている。
 だが、こうした強みが十分に生かされる環境は整っているとは言い難い。
 市の諮問団体「成田空港成長戦略会議」は2月、空港成長戦略「運気上昇のまち」をまとめた。有識者10人に、7回の会議ごとに平均5万円の報酬を支払うなど、計約4000万円を投じた。市の担当者は「今後3年間は観光客を実際に呼び込んでいく」と意気込むが、市議らから「議論に足掛け5年かけたのに、具体策が乏しい」との批判も出た。
 また、森田健作知事が10年、空港周辺へのカジノ導入構想を表明し、成田商工会議所など地元経済団体は昨年5月、誘致推進協議会を設立。ところが、知事は今年2月、カジノを巡る海外競争に勝つのは困難として慎重姿勢に転じた。「はしごを外された」と地元経済人はぼやいた。
 ■地域格差に不満
 今月10日夜、成田市下総地区で深夜の離着陸制限緩和の説明会が初めて開かれた。騒音問題を抱える同地区は2月、緩和に「絶対反対」として説明会を拒否したが、小泉一成市長は3月末に緩和容認に突き進んだ。
 曲折の末、実現した説明会で住民からは「(空港による)メリットがある地区と、ない地区の差がどんどん広がっている」と不満が上がった。小泉市長は「皆様の我慢の上に(空港は)成り立っている。できることから、すぐやりたい」と格差解消の取り組みを進める姿勢を示したが、下総地区空港対策委員会の堀江昭夫会長(62)は「騒音地区は置き去りにされている」と嘆く。=つづく
5月12日朝刊


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