したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

5580チバQ:2015/11/13(金) 21:25:54
http://www.sankei.com/west/news/151113/wst1511130001-n1.html
2015.11.13 15:00
【ビジネスの裏側】
関空、欧州減便のボディーブロー 爆買いでLCC急成長の陰で「ローカル空港」格落ち懸念!?





(1/4ページ)

 アジア路線の大幅増便で平成27年冬期ダイヤ(28年3月26日まで)の国際定期便が開港以来最多の就航便数となった関西国際空港。ただ、その裏で欧州路線の減便が進んでいることが課題として浮上してきた。長距離線の不振がボディーブローのように利いており、旅行会社からは「ツアーで制限が多く、行程が組めない」と悲鳴が上がる。格安航空会社(LCC)の誘致に成功して復活を印象づけているが、アジア向けローカル空港としての位置づけが定着することに懸念が広がっている。(藤原直樹)

 
デイリー運航崩れる

 「欧州線の減便は何も関空だけではない。成田空港や羽田空港も同様に減っている」

広告

 10月20日、関空を運営する新関西国際空港会社の志村格常務は冬期ダイヤの発表会見でこう話し、欧州線の減便は日本全体の問題であると強調した。

 実際、成田や羽田でも一部の欧州線の減便はあったが、関空は前年同期と比べ週36便から27便と25%の大幅減だ。特に関係者を失望させたのは毎日1便(週7便)のデイリー運航を続けていたフランス、ドイツ、オランダ線がそれぞれ減便したことだ。

 エールフランス航空のパリ線が週6便、KLMオランダ航空のアムステルダム線が週5便にそれぞれ減少し、ルフトハンザドイツ航空のフランクフルト線にいたっては週4便まで減ってしまった。

 ビジネスや旅行の行程を組み立てるうえで毎日航空機が発着するデイリー運航の持つ意味は大きい。それが崩れたということは、旅客の利便性が大きく損なわれたことになる。

 欧州線の減便の原因は欧州経済の停滞に加え、円安で日本人旅行者が減少していることも大きいといわれる。新関空会社幹部は「フランクフルト線の大幅減便は(独自動車大手の)フォルクスワーゲンによる排ガス規制逃れ問題も影響してくるのでは」と指摘する。

 そもそも関空から欧州へは、日本航空や全日本空輸など日系の航空会社は路線を開設しておらず、欧州の航空会社頼みになっているのが実情だ。特に日航はリーマン・ショック前までは英仏などに多くの欧州線を飛ばしていたが、経営危機などもあり、いずれも撤退している。日航はロンドン線の復活を検討しているものの、実現するかは不透明な状況だ。

 
旅行ツアーに異変

 関空の欧州便離れは、関西の旅行会社に波紋を広げている。欧州向けのツアーはリピーターが多いのが特徴で、1人当たりの単価も高く、旅行会社にとってドル箱商品だ。

 現在、欧州向けのツアーは8〜10日間の日程が主流となっている。通常は往復の航空便は同じ航空会社を使用するため、デイリー運航しているかどうかは重要な要素となる。航空機が飛ばない日はツアーの出発日や帰国日にあてることができないため、行程を組む上で制限がそれだけ多くなる。

 ある旅行会社は「関空でこのまま欧州線が減り続けると、(旅行料金アップにつながる)成田経由のツアーを増やすしかなくなる」と嘆く。

 欧州便の減少傾向を受け、欧州向けツアーで中東路線を乗り継ぐケースも増えてきた。関空の場合、デイリー運航しているエミレーツ航空のドバイ線やカタール航空のドーハ線などを乗り継いで欧州に行くパターンだ。両航空会社とも欧州方面への利便性を強化しており、乗り継ぎ時間も長くない。欧州航空会社と比べて価格もやや割安だ。ただ、どうしても飛行時間は長くなりがちで、旅行者への負担は大きくなる。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板