マレーシア航空は11日、混乱をあおるかのように、捜索の焦点に関する発表を撤回した。また、マレーシア空軍のロザリ・ダウド(Rodzali Daud)大将が、同便の予定航路から遠く離れたマラッカ海峡(Strait of Malacca)でレーダーが不明機を捉えたと述べたとの報道を、大将自身が否定する一幕もあった。
一方で、米PR会社オグルヴィ・パブリック・リレーションズ(Ogilvy Public Relations)のピーター・ハーシュ(Peter Hirsch)氏のように、マレーシア航空にできることはこれ以上ないと擁護する声もある。「文字通り何の情報もない中で、もし(乗員乗客の)親族から航空会社に対して大きな批判がなかったとしたら、驚くべきことだ」