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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2489チバQ:2010/10/24(日) 16:49:40
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/101024_1.htm?from=nwlb
名古屋空港 なお視界不良 ――追う
日航撤退 FDA福岡線31日就航


就航を前に行われたフジドリームエアラインズの体験搭乗会(23日、県営名古屋空港で)=谷之口昭撮影 日本航空が全面撤退を決めた愛知県営名古屋空港(豊山町)で、地域航空会社「フジドリームエアラインズ」(FDA、静岡県牧之原市)の福岡線が31日、就航する。FDAが路線を継承したことで、定期便がなくなるという「最悪の事態」は免れた同空港。地元は、FDAの定着に向けて手厚い支援策も検討中だが、空港を取り巻く環境は厳しく、「視界不良」の状態が続きそうだ。

(磯野大悟)

前売り不振 増便に暗雲
◎町民に補助
 「ほら、琵琶湖が見えるよ」。名古屋空港で23日に行われたFDA機の体験搭乗会には、親子連れら約200人が参加し、滋賀県上空などを飛ぶ約40分間のフライトを楽しんだ。

 名古屋市北区、公務員河野和之さん(41)は「小型機だが、座り心地が良くて快適だった。名古屋空港は家から近くて便利なので、これからも何とか路線を継続してほしい」と話した。

 空港では31日で、日航の福岡、帯広、山形、長崎の4路線が、さらに来年3月中に新潟、高知、熊本、秋田、松山の5路線が廃止されるが、このうち福岡線はFDAが引き継ぐことになった。

 空港による地域の活性化を目指す地元の鈴木幸育(ゆきやす)・豊山町長は、読売新聞の取材に、町民がFDAを利用した場合の補助制度を検討していることを明らかにし、「経営難で撤退することがないように、地域に根づいて頑張ってほしい」と期待した。

◎知名度不足
 地元関係者が待ち望んだ就航だが、FDAの航空券の売れ行きが芳しくない。

 航空券の販売については、販売網を持つ日航が協力し、FDAとの「共同販売方式」をとっているが、実績のある日航に比べて苦戦。具体的な販売状況を明らかにしていないが、内山拓郎副社長は「知名度不足は否めない。しばらくは苦労するかもしれない」と不安をのぞかせる。

 また、静岡空港で今春、日航から引き継いだ福岡線の搭乗率が、4〜9月は目標(65%)を下回る53%にとどまった。不況による旅行者減などが原因とみられ、同じ目標を掲げる名古屋―福岡線への影響も懸念される。来春以降は、日航が撤退する熊本線など1〜2路線も引き継ぐ考えだが、今後の増便については、福岡線が順調にいくかどうかにかかっているという。



強敵・羽田、はだかる中部
◎再び赤字か
 福岡線だけでは経営が成り立たない名古屋空港にとっては、さらなる路線の開拓が重要課題だ。

 2005年の開港以来、赤字続きの同空港。昨年度は、滑走路を共用する航空自衛隊小牧基地の自衛隊機の着陸料などが増えたことから、約2億5700万円の初の黒字になる見込みだが、今年度は日航撤退の影響で「再び赤字になるかもしれない」(愛知県幹部)という。

 こうした中で、日航が廃止を決めた中部国際空港の青森、花巻(岩手県)両路線について、愛知県が名古屋空港へ移して存続させる意向を固めた。国土交通省などと近く協議を進める方針だが、路線を維持・拡大したい中部空港の思惑も絡み、名古屋に定着できるかは、不透明な状況だ。

 一方、羽田空港(東京都大田区)では21日、4本目の滑走路と国際線ターミナルが開業した。今後、成田・羽田両空港の拠点化が進めば、地方空港への影響は必至で、中部国際空港会社の川上博社長は「東海地方の航空ネットワークのあり方を県や経済界などと早急に協議し、対策を考える必要がある」と話している。



 福岡線
 FDAの名古屋―福岡線は、冬季(10月31日〜来年3月26日)で1日5便を運航。運賃は、現在の日航子会社「ジェイエア」の2万5400円(昨年度下期)より安い2万3000円。事前の航空券購入には割引運賃(1万4800〜2万1000円)もある。



(2010年10月24日 読売新聞)


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