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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1823チバQ:2010/03/29(月) 18:59:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/feature/chiba1269441891826_02/news/20100326-OYT8T00199.htm
空は変わるか 成田発着22万回

ハブ確立へ国内線充実
 「やっと着いたのに、出発まで何時間も待たされるのか」。今月20日、ベトナム観光に行くため、岡山市から成田に来た男性(51)はその遠さと乗り継ぎの不便さに愚痴をこぼした。

 朝自宅を出て午前11時半、空路羽田に到着。品川での昼食を挟み、午後3時に電車で成田に来て、ベトナム出発は午後6時40分だった。

 日本を出るまで丸一日使った男性は「羽田と成田の間に新幹線でも通らないことには」と、さすがに疲れた足取りで機内へと消えた。

 成田は新千歳、仙台、石川小松、中部国際、大阪伊丹、広島、福岡、那覇の八つの国内路線、年間で計1万4000回の発着実績(2009年)を持つ。日航、全日空、アイベックスエアラインズの3社が飛んでいる。

 国際線空港の位置づけで誕生しただけに、2002年4月のB滑走路供用開始前は新千歳、名古屋(小牧)、大阪、福岡の主要4路線に絞られた。以後、ビジネス需要を当て込み、広島、小松などへと広がった。

 8路線以外の地方から成田に来るにはお金と時間が要る。そうした客を韓国の仁川空港と航空会社が呼び寄せた。

 仁川は日本の25地方空港と結び、日本人向けのサービス向上に努める。大韓航空も乗り継ぎ便が集中する昼頃の仁川到着便を増やした。ともに今後の日本人客の伸びにも自信を示す。

 こんな現状が前原国土交通相の「仁川が日本のハブ(拠点)」との発言につながった。国交省は成田の優位を保つべく、28日からの年2万回の発着枠増で、国内線にも厚く配分し、結果、プラス約6000回となった。

 ただ、増枠でも既存8路線の増便にとどまり、新規路線は誕生しない。その理由を、ある航空会社は「未就航地の中に、採算に見合うような路線が見あたらない」と打ち明ける。

 どの航空会社も主に国際線は大型機、国内線は小型機と分けている。「2万回増でも成田の発着枠に余裕はない。それなら、せっかく得た枠は一度に多くの旅客を運べて大きな利益を生む国際線に回したい」

 対する仁川は発着枠41万回と余力十分。それが日本からの相次ぐ乗り入れを可能にしている理由でもある。

 成田が新規の国内線を張るには30万回を目指して段階的に増やすとしている次の発着枠拡大まで待たなければならない。成田国際空港会社(NAA)は「地方ともっと直接つながれば、仁川に流れていた乗り継ぎ客を奪回できる」と考え、30万回下では16路線への倍増を目標に置く。

 既に航空会社への働きかけも始めたものの、相手はなお慎重だ。別の航空会社の担当者は「まず乗り継ぎに適した時間帯が得られるか。それに成田はNAAに払う着陸料が高く、国の航空機燃料税も重い」と腕を組む。

 着陸料と航空機燃料税の軽減、有利な時間帯。この三つがそろわなければ、たとえ30万回を実現できても、国交相が望むようなハブは完成しないかもしれない。

(2010年3月26日 読売新聞)


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