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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1133チバQ:2009/11/22(日) 09:50:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20091122-OYT8T00079.htm
にぎわう御巣鷹 遺族複雑
関連映画続き観光地化?


墜落地点にある「昇魂之碑」には、慰霊に訪れた一般のハイカーの姿が絶えなかった(10月31日、御巣鷹の尾根で)  520人が犠牲になった1985年8月の日航ジャンボ機墜落事故現場「御巣鷹の尾根」(上野村)を訪れる一般のハイカーが増えている。事故に着想を得た映画が昨年に続いて今秋公開され、関心が高まったのが大きなきっかけになっているようだ。15日に閉山を迎え、静寂を取り戻したものの、観光地化しかねない現状に、「風化させないためには多くの人が訪れるのは重要」という意見がある一方、「そっとしておいてほしい」という遺族の思いも交錯する。(神園真由美、波多江一郎)

 尾根の管理人の黒沢完一さん(66)によると、10月の1か月には数千人が訪れたとみられ、週末には約10台分の駐車場が止めきれない状況だった。「数年前は千人規模の登山者が来たことはなかった」と話す。

 昨年は尾根に続く村道が土砂崩れで通行止めとなり、一般のハイカーは入山できなかったが、墜落事故を取材する新聞記者の姿を描いた映画「クライマーズ・ハイ」が公開された。今年は、日航機事故をモデルに巨大組織の腐敗を問う山崎豊子原作の「沈まぬ太陽」(公開中)と続き、一昨年まで減少傾向だった来訪者は一転、増加したという。

 10月28日に夫婦で訪れていた埼玉県坂戸市鶴舞、主婦竹内儷(れい)子さん(63)は、以前「沈まぬ太陽」を小説で読み、改めて映画で見たのがきっかけになったという。「無数の墓標や、折れて黒こげのままの木の根を見ると、24年たった今も爪跡の大きさを感じる。遺族の心にも、と考えるとたまらない。日航の経営危機が取りざたされているが、事故の悲劇を繰り返さないでほしい」と語った。

 同僚5人と訪れ、墜落地点の「昇魂之碑」に花を手向けていた東京都の男性会社員は「安否も分からず家族を捜しに道無き道を登った、事故当時の遺族のすごさを感じた。遊び半分で登るのは失礼。遺族の気持ちを最優先で考え、しっかり勉強してから慰霊登山をすべき」と決意したように語った。

 尾根では、今も多くの遺族が訪れ、遺骨や遺品が見つかる。ふもとにある「慰霊の園」には身元不明の遺骨や遺品が納められ、事故発生日の8月12日には毎年、早朝の慰霊登山を終えた遺族らが集まり、慰霊式が行われる。同園の来園者数も今年の10月は昨年より5割ほど増えたという。

 次男の裕史君(当時11歳)を亡くし、年3回慰霊登山をしている遺族の滝下政則さん(68)(東京都大田区)は「御巣鷹は、安全を願う人の聖地になった。安全への関心が高まるのはいいこと。でも、遺族の中には今でも、『そっとしておいてほしい』という人もいる」と話している。

(2009年11月22日 読売新聞)


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