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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

440千葉9区:2009/04/06(月) 22:23:54
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000160903300001
羽田と川崎結ぶ神奈川口構想、宙に
2009年03月29日


 1年半後に迫った羽田空港の再拡張・国際化でふくらむ人とモノを引きつけようとする神奈川口構想が、宙に浮いている。空港と川崎市を短距離で結ぶ連絡路の建設のめどが立たず、再拡張時までの構想実現は困難な状況になっている。そんな中、神奈川口の玄関口・川崎市では、活路を求めて新たな動きが出始めている。


(斎藤健一郎)


 ◇人・モノ交流加速狙う


  羽田空港を多摩川の向こうに臨む川崎市川崎区の殿町地区。飛行機がとぎれなく離着陸する対岸のにぎわいとは対照的に、約37ヘクタールの「空き地」が広がる。いすゞ自動車の工場跡地の大部分は現在、トラックや建設資材の置き場として使われている。


 神奈川口構想は、羽田空港の再拡張・国際化を見据えて03年に松沢成文知事が国に提案した。2010年秋、羽田に4本目の新滑走路ができると、発着枠が1・4倍に増えて国際路線も増設、羽田を行き交う人とモノ、情報は今以上に増大する。それを神奈川側に引きこむ狙いだ。構想の要が、多摩川で隔てられている空港と川崎市を結ぶ連絡路の建設だった。


 連絡路が完成すれば、川崎側には臨空関連施設やホテルなどが進出し、横浜や鎌倉にはアジア各国からの観光客が押し寄せる――。構想が立ち上がった6年前にはそんな青写真も描かれていた。


 国土交通省は、羽田の再拡張で県全体の生産額が年1千億円増加すると試算。県、横浜、川崎両市は、国の求めに応じて滑走路整備の協力金として300億円の無利子貸し付けも決めた。


 国や県、横浜、川崎両市などが参加する神奈川口構想の協議会は、連絡路の建設場所を上流、中流、下流の3案に絞った。そのうち最も有力視されているのが、飛行への影響が少ない上流案だった。


 ◇対岸の大田区は反対


 しかし、対岸の東京都大田区は「連絡路の計画を受け入れることはできない」と、反対の立場を鮮明にしている。問題にしたのは連絡路の大田区側の取り付け口。ここは区や住民にとって「悲願の土地」だったからだ。


 第2次世界大戦敗戦直後、連合国軍総司令部(GHQ)に区民約3千人が48時間以内の退去を命じられ、この土地を追われた。土地はその後、空港施設となり、住民の手に戻ることはなかった。


 だが、羽田再拡張の過程で空港跡地が生じ、この一帯約53ヘクタールが利用できる見込みになった。大田区は08年10月、ここに文化・交流施設などをつくる跡地利用基本プランを発表。このプランに「上流案」が直撃する形になっている。


 昨年11月、川崎市の阿部孝夫市長は状況打開をめざし、大田区の松原忠義区長を訪ねた。連絡路の必要性を訴えたが、松原区長は反対の立場を崩さず、話し合いは平行線に終わった。


 大田区の主張は一貫していた。「連絡路建設は道理がない。すでに都市計画決定されている国道357号をなぜ先に、通さないのか」だ。


 首都高湾岸線と同じ場所を通る想定の357号は、30年以上前に計画が決まった。しかし、多摩川横断部分は、約1千億円とされる建設費がネックとなり、着工のめどはたっていない。


 一方、神奈川口の上流案は、多摩川を横切る距離が短く、費用は357号の10分の1ほどとみられる。


 川崎市の担当者は「357号は現実的ではない。空港から神奈川方面への交通を分散できる点で、連絡路は大田区側にもメリットがあるはず」と話す。


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