したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3263チバQ:2011/11/22(火) 00:00:56


1333 :名無しさん:2010/10/22(金) 12:32:49
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20101022ddlk07010141000c.html
県政の現場から:’10知事選・争点検証/4止 福島空港 /福島
 ◇3億円超の赤字県補てん ウルトラマンで人は集まるが
 日曜日の17日の昼下がり、福島空港(須賀川市、玉川村)の空港ビル内は子供の歓声があふれていた。同市出身の故円谷英二監督が手掛けたウルトラマンのショーが開催され、家族連れがビル内をパトロールするヒーローを取り囲みながら歩いた。ビル職員は「まるで大名行列」と、イベントの成功を喜んだ。

 ショーは利用客数低迷にあえぐ同空港が、「にぎわい創出」の目玉イベントとして数カ月に1回開催しており、毎回300人は集まる。「まずは一度空港に足を運んで親近感をもってもらい、利用増につなげたい」と県空港交流課。

 ただ、来場者の評価は辛い。会津若松市から長男(6)を連れて来た女性会社員(34)は、同空港を使ったのは沖縄(路線は09年に廃止)に行った時の1回だけ。「便が多い羽田空港や成田空港の方が使いやすい」と語る。

   ◇  ◇

 福島空港はピークの00〜01年度に定期便9路線が運航され、搭乗客は最高の99年度に75万人いた。

 しかし、昨年度は28万人で、93年の開港以来最低を記録した。ジャンボ機が離着陸できる2500メートル滑走路など、現在の施設規模の根拠とされる国の航空需要予測(93年策定)は、10年度で158万人と見込んだが遠く及ばない。

 00年の航空法改正により、国が路線を割り振っていたのを航空会社の判断に任せるようになると、不採算路線は次々と廃止になり、現在は札幌、大阪、上海、ソウルの4路線しかない。特に最近では、大阪と沖縄に飛んでいた日本航空の09年の完全撤退は痛手だった。

 就航便が少なければ着陸料収入も減る。08年度決算で、施設管理費などの支出4億7000万円に対して、主に着陸料である収入は1億6400万円にとどまり、3億円以上の赤字分は県予算で補てんした。

 不況で航空需要が冷え込んでいるだけでなく、今年3月の茨城空港開港、今月の羽田空港の4本目の滑走路使用開始とライバルが増え、経営環境はますます厳しい。特に両空港には、福島空港のセールスポイントでもあるハブ空港・ソウル便もある。縮小し続ける市場を、空港間で奪い合うことが予想される。

 県空港交流課の橋本典男課長は、空港があるから福島進出を決めた県外企業があることを挙げ、「地方の空港は必要。空港のみの収支ではなく、経済や文化交流といった波及効果も含めて価値が議論されるべきだ」と強調する。

 一方、空港への県支出を違法と主張する「県市民オンブズマン」代表の広田次男弁護士は「県民の税金で赤字補てんを続けるのは公金の合理的な使い方とは言い難く、福島空港は廃止が望ましい」と指摘。この問題に限らず、知事には「全体の公共性を考えて施策を進めてほしい」と主張している。【種市房子】=おわり


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板