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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2663チバQ:2010/12/23(木) 10:13:38
http://mytown.asahi.com/areanews/hiroshima/OSK201012220152.html
広島西飛行場、市営で存続方針決定 東京便の就航が前提
2010年12月23日

 広島市は、県営広島西飛行場(同市西区)を市営で存続させる方針を決めた。27日に、湯崎英彦知事に報告する方向で調整している。東京便の就航が前提だが、ほかにも2012年から始まる広島南道路の建設による滑走路の縮小や、県との負担金の配分など課題は多い。

 市の関係者によると、21日に秋葉忠利市長も出席した会議で最終確認したという。

 飛行場をめぐっては、ヘリポートへの転換を促す県と、存続を目指す市が対立。1月と10月にあった秋葉市長と湯崎英彦知事のトップ会談でも、溝は埋まらなかった。

 飛行場の昨年度の赤字は約4億7500万円。県営化後の累積赤字は123億円に上り、これまでは県と折半してきた。県の担当者は「新年度の予算編成にかかわる話なので、市から報告を受けてからの調整になる」と話すが、「今後の県の支出はヘリポートとしての運用経費が基本線」との認識だ。

 市が設置した飛行場のあり方検討委員会は、市営化した場合の赤字は、17年度以降約2億2千万円に縮小すると試算した。しかしこれも、東京への5往復便就航が前提だ。2往復便なら、着陸料収入約2500万円などで、赤字は約2億7千万円にふくらむ。

 収益拡大に欠かせない東京便就航。市が期待するのは、10月に供用が開始された羽田空港の第4滑走路だ。

 7月に1往復分の募集があり、市はまずその獲得へ動き出す。既に静岡県牧之原市の「フジドリームエアラインズ」など、中近距離向けで100席以下のリージョナルジェット機を持つ航空会社に打診。早ければ来秋の就航を目指す。13年度にも1日72往復分の配分があり、複数枠の獲得は絶対条件となる。

 滑走路も問題だ。西飛行場の北端には、高速道路となる広島南道路が東西に走る予定で、工事は12年から始まる。滑走路は現在の1800メートルから1460メートルに短縮されるが、市はリージョナルジェット機就航には、1500〜1600メートルが必要とみている。

 05年度の市の調査では、滑走路を最大3.3メートルかさ上げし、斜めに延ばすことで約1600メートルを確保できるとしている。費用は40億円。海側に桟橋を建設して延ばす場合は160億円以上と見込まれ、現実的ではない。ただ、かさ上げ方式もほとんど前例がなく、工法として未知数だ。(山下奈緒子、水田道雄)

     ◇

 〈航空評論家の青木謙知(よしとも)さんの話〉 東京便就航には、ジェット機の騒音問題など取り組むべき課題が多い。滑走路の数メートルものかさ上げも聞いたことがない。今後膨大な税金をつぎ込む価値や効果について、市民に対して納得のいく説明が必要になるだろう。

     ◇

 〈県営広島西飛行場〉 1961年に国管理の広島空港として開港。93年10月、現在の広島空港(三原市)開港に伴い、小型機専用の飛行場に生まれ変わった。ピーク時の97、98年度は全国9路線が発着。02年度は利用者数が13万5千人に上ったが、路線減で09年度には約4万6千人に減っていた。日本航空の関連会社、日本エアコミューター(鹿児島県霧島市)が今年10月末、宮崎、鹿児島の2路線を廃止し、定期便はゼロに。現在は、軽飛行機やヘリなど24機が常駐している。
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