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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3875チバQ:2012/08/15(水) 20:45:18
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120815/bsd1208150502004-n1.htm
航空不況で姿消すファーストクラス 経費節減、マイル派にも押され… (1/3ページ)2012.8.15 05:00

マレーシア航空のファーストクラス。豪華な旅を楽しめるが、航空会社の経営環境は厳しさを増している(ブルームバーグ)【拡大】

 空飛ぶホテルとも呼ばれる「ファーストクラス」の座席が米欧の航空会社などで急速に姿を消しつつある。世界的な景気減速を背景に経費節減で企業の利用が減り、収益増に直結しないグレードアップでの利用客が増えているため、各社はリストラを余儀なくされた格好だ。一方、日本の航空会社は国際線の同クラス以外で座席の快適さを高める戦略をとっている。

 米、提供は3割未満

 「ファーストクラスの死」。米紙ウォールストリート・ジャーナルは、少しばかりショッキングな見出しを掲げた特集記事を7月に掲載した。同紙によると欧州やアジア、南米に就航している米航空会社の航空機約500機のうち、ファーストクラスを提供しているのは3割未満にとどまる。

 アメリカン航空は国際線ファーストクラスの座席数を約9割も減らす計画を5月に発表。ユナイテッド航空も約3分の1の削減に踏み切る見通しだ。オーストラリアのカンタス航空は一部の長距離路線を除いてファーストクラスを廃止し、ドイツのルフトハンザ航空も座席数を縮小している。

 航空会社や路線にもよるが、ファーストクラスの正規料金は往復1万5000ドル(約120万円)を超す便もある。以前から「料金とサービスが見合わない」との声はあったが、欧州債務危機や米景気の減速もあって富裕層は財布のひもを締め、出張予算が削られた法人客もビジネスクラスで辛抱するか「マイルをためてファーストクラスにアップグレードしている」(ウォールストリート・ジャーナル紙)のが実態だ。

 調査会社によると、正規料金でファーストクラスを利用する乗客は国際線で約25%にとどまり、米国内線では約15%しかいない。窮屈なエコノミークラスへの不満も根強く、CNNテレビは「ロングフライトでは拷問に近く、エアラインは不満を和らげる工夫を余儀なくされている」と指摘する。ユナイテッドは追加料金を払えば少し広めの座席に座れる「エコノミー・プラス」を数年前に導入した。

 燃料価格の高止まりや格安航空会社(LCC)の参入などで、航空会社の経営環境は厳しさを増しており、ファーストクラスをビジネスクラスに統合する動きも出ている。

日本は快適さに注力

 一方、日本航空と全日本空輸は国内と欧米などを結ぶ長距離路線でファーストクラスを設定しているが、欧州危機などの影響は不透明で「座席数は増やしても減らしてもいない」(日航)という。

 両社とも運航便を大幅に増やして国際線事業を拡大する計画を打ち出しながら、ファーストクラスは現状維持にとどめる。ただ「ホテルと同じようにグレードの高いサービスがないと、利用客のニーズを十分に満たせない」(全日空)として削減はせず、富裕層を中心とする一定の需要に応じる構えだ。

 ファーストクラスを利用しない法人客の獲得に向け、全日空は欧米6路線の「プレミアムエコノミー」に新シートを導入。通常のエコノミー席よりもゆったりと座れる快適さを向上させ、リピーターの拡大を目指す。

 日航は国内線の座席を充実して差別化を急ぐ。運賃に8000円追加して利用できる「国内線ファーストクラス」を羽田発着の福岡、札幌(新千歳)、大阪(伊丹)に加え、8月からは那覇にも導入した。「国際線のファーストクラス利用者からの要望も多い」(日航)といい、富裕層の囲い込みを狙っている。(ワシントン 柿内公輔、西川博明)


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