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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

620千葉9区:2009/07/04(土) 01:05:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/feature/mito1243435471310_02/news/20090601-OYT8T00092.htm
翼のゆくえ(下) 外国客誘致動く
観光資源活用策カギ

 韓国大手アシアナ航空の就航表明から一月余りがたった3月11日。韓国旅行会社5社のツアー担当者を招いて水戸市内のホテルで開かれた商談会には、県内のホテル、ゴルフ場、バス会社など25社が集まった。別々のテーブルに着くツアー担当者に、参加会社側がアピールできる時間はたった5分。営業担当者らはパンフレットを手に席を移動しながら、料金などを早口で説明した。

 外国客向けの旅行商品を作ろうと、県は以前から韓国や中国の旅行会社を対象にした商談会を開いてきた。ただ、これまでは県の職員が関係者に声を掛け、何とか10社程度集めていたのが実情だった。今回の盛況ぶりは、まさに「アシアナ効果」だった。

 一部のゴルフ場などでは受け入れ準備が進む。浅見カントリー倶楽部(水戸市)は5月から韓国語を話せるスタッフを雇った。片石潤旺総支配人は「茨城には数多くのゴルフ場があり、韓国のゴルフ客にも満足してもらえるはず。一年中手頃な値段でプレーできることをPRしていきたい」と大きな期待を寄せる。水戸市内のホテルでは、外国客向けに数千円安い料金設定をするところも出てきた。

 偕楽園に弘道館、袋田の滝――。韓国のツアー担当者らは商談と前後して、県内の観光地を実際に見て回った。満開の梅が出迎えた偕楽園では、「これなら韓国の旅行客も喜ぶ」と感嘆の声を上げた。

 懸念材料は景気悪化に伴うウォン安の影響だ。韓国からの旅行者は昨年暮れから今年にかけ急激に減った。日本政府観光局によると、1〜4月の訪日客数は45万8400人で、前年同期と比べほぼ半減した。

 「安いだけではだめ。おいしいものがあって、温泉もあってというような付加価値の高い商品でないと満足させられない」。韓国大手旅行会社の担当者は県内の観光地に一定の評価を与える一方で、不況下での商品開発の難しさも口にした。

 インターネット情報の重要性やその不備を指摘する声もある。国内の旅行会社関係者は「韓国や台湾などの旅行客はネットを見て、事前に情報を仕入れる」と説明するが、韓国語で読めるのは、県や観光団体のホームページぐらいで、個別の施設になると少ない。

 茨城空港利用促進懇話会の会長を務める石田東生筑波大教授は「茨城には日光やディズニーランドのような超A級の観光資源はない」と指摘しつつも、「自然や笠間焼などを生かした体験型の観光資源を掘り起こせば勝機はある」と説く。一方、ある商業施設の経営会社幹部は「茨城は一つ一つの観光施設では勝負にならない。みんなが手を取り合うことが大切」と冷静に分析した。

 観光客のニーズに応える工夫と連携が集客の鍵を握っている。

(この連載は、作田総輝が担当しました)

(2009年5月31日 読売新聞)


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