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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1880チバQ:2010/04/14(水) 12:17:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20100410-OYT8T00990.htm
茨城空港1か月浮かぶ課題
搭乗率維持必要、観光客誘致策も


飛行機を間近に見ようと送迎デッキに並ぶ見学客(10日撮影)  茨城空港は11日、開港から1か月を迎える。唯一の定期路線、韓国・アシアナ航空ソウル線の3月の搭乗率は85%に達し、空港来場者も3月末までに約11万4000人に上るなど滑り出しは順調だ。16日には、待望の国内線となるスカイマークの神戸線の就航を控える。ただ、乗客の安定確保や空港を生かした観光振興など、先行きには不透明な面も多い。(金来ひろみ)

 10日午後1時。学校の春休みも終わったというのに、アシアナ航空の飛行機を間近で見ようと、空港の送迎デッキは500人を超える見学客でぎっしり。ターミナルビル2階に入居する飲食店「すぎのや」はごった返し、亀印製菓の人気商品「茨城空港どら焼」も飛ぶような売れ行きだった。

 小美玉、鉾田、行方の3市商工会が運営する2階の物販店「スカイアリーナ」の店頭に立つ関沢克司さん(53)は「これほど多くの人が来るとは予想だにしなかった」と驚く。橋本知事は7日の記者会見で「85%は、搭乗率としては極めていいと思っている」と喜びを隠さなかった。チャーター便の搭乗率も92%(3月)と好調だった。

 開港が春の観光シーズンに重なったこともあり、快調なスタートを見せた茨城空港。しかし、県は「アシアナとスカイマークの搭乗率を高い水準で維持しなければ、今後の増便や路線拡大につながらない」(空港対策課)と、慎重な姿勢を崩さない。県内経済団体などの総会が集中する4月下旬から5月には、各地の会場に出向き、空港の積極利用を訴える考えだ。

 都心への交通の便も大きな課題だ。空港関係者は「個人で来日した韓国人旅行者に、東京への行き方をよく尋ねられる。電車やバスを乗り継ぐことを伝えると、『近いと思っていたのに意外と時間がかかる』と驚かれた」と話す。都内へ直接乗り入れる交通手段の確保は急務だ。県開発公社は5日、空港と都心を結ぶ直行バスの運行事業者の募集を始めた。

 開港で期待されたのが、県内観光客の増加だった。だがアシアナ便は、日本人利用者と韓国人利用者の割合が7対3と、現時点では「出超」の状態。空港周辺7市町でつくる茨城空港周辺地域資源活用推進連絡会事務局は「外国人客の県内観光地への立ち寄りはまだ少ない。韓国の旅行会社などにPRを続けている段階」と打ち明ける。

 一方、同じアシアナ航空のソウル便を持つため、東京に近い茨城空港に客足を奪われる懸念もあった福島空港。しかし、意外に「住み分け」ができているようだ。福島のソウル便の2月の平均搭乗率は70・8%。茨城が開港した3月も、ほぼ同水準という。「茨城の影響は特にない。『ゴルフの福島』が定着してきたためでは」と、福島県空港交流課はみる。

 国内各地で外国人観光客の誘客合戦が激しくなる中、いかに茨城の魅力をアピールするか。官民問わず、知恵が問われそうだ。

(2010年4月11日 読売新聞)


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