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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3817チバQ:2012/07/22(日) 22:59:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120722-00000043-mai-bus_all

<格安航空>不便も同乗…はや露呈、芋づる式欠航
毎日新聞 7月22日(日)21時33分配信


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7月3日に国内線に就航したジェットスター・ジャパンのエアバスA320型機(右)と8月1日に就航するエアアジア・ジャパンのA320(左)=成田空港で2012年7月14日、早川健人撮影

 来月1日に全日本空輸子会社の格安航空会社(LCC)、エアアジア・ジャパンが就航し、夏の行楽シーズンに日系3社がそろい踏みする。関西国際空港を拠点に3月に就航した同じ全日空系、ピーチ・アビエーションの搭乗率は5月末の集計で平均77%となり比較的快調な滑り出しだが、今月就航したジェットスター・ジャパンが就航初日から欠航を出すなど「格安」と引き換えにした「不便さ」も見えてきた。海外で普及が進んだLCCは日本に定着し、空の価格破壊をもたらすのか。現状を探った。【宇田川恵、桐野耕一】

 今月3日の就航初日に欠航便を出す事態になったジェットスター。同社によると、原因は最終便に使う航空機で、搭乗手続きなどの遅れが少しずつ重なったことだった。

 欠航したのは新千歳発成田行き最終便で、午後8時40分に新千歳を出発予定だった。

 航空機は同日午後1時27分、まず成田から福岡に定刻より17分遅れで出発。しかし、折り返して福岡を出発する便の遅れは40分に拡大した。成田に戻って新千歳に向かう便では、空港混雑による離陸待ちも加わり、午後6時半の出発予定が午後7時56分と1時間半近い遅れになった。新千歳に着いたのは定刻より1時間22分遅れの午後9時32分で、機内清掃などをすませて折り返しても、成田の飛行禁止時間となる午後11時までに到着できなくなったため、欠航を決めた。

 同社は、チェックインをすませた乗客の搭乗確認や、機体への給油作業などに予想以上の時間がかかったためと話し、「業務の基本動作に大きなミスがあったわけではない」と説明する。

 しかし、LCCならではの弱点があったことは否めない。

 ジェットスターでは、航空機が空港に到着してから出発するまでの運航間隔が約30分で、日本航空などの大手より15分ほど短い。この短時間に機内清掃から機体の給油・点検、乗客の荷物搬入や搭乗確認までスピーディーにこなす必要がある。一つ作業が滞ると、芋づる式に遅れが広がりやすいのだ。

 多くの航空機を保有する大手航空会社では、前の便の到着が大幅に遅れる場合、別の機体を手配して欠航を防いでいる。しかし、LCCは少ない航空機を使い回してコストを切り下げているため、急な機体手配は難しい。

 3機の保有で1日12便を運航するジェットスターの広報担当者は「就航初日は社員の緊張や不慣れで、乗客の乗り降りをはじめ作業全般が遅れた」と釈明するが、12日も燃料ポンプに不具合の表示が出て発着が遅れ、新千歳発成田行きの最終便が欠航した。同社は23日から一部ダイヤを20分繰り上げるが、就航初日の最終便に搭乗予定だった東京都の男性は「もうジェットスターの最終便には乗りたくない」と不信を口にする。

 先陣を切ったピーチも軽微なトラブルによる欠航が続いた。3月28日に長崎空港で、客室乗務員が誤って脱出用シュートを作動させ、新品に交換する整備が必要になって運航を中止したのが一例だ。同社は部品の保管を最小限に削っているため、新しいシュートの取り寄せに時間がかかり、発生から3日間で計13便が飛ばなかった。

 同社の広報担当は「1機に不具合が出れば複数の便が欠航するのはLCCの宿命」と利用者の理解を求めている。

 航空行政に詳しい早稲田大アジア研究機構の戸崎肇教授(公共経済学)は「2社のトラブルとも典型的なLCCの問題が出た。利用者はそういった特徴に留意してLCCを利用する必要がある」と指摘している。


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