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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

6037チバQ:2017/02/12(日) 18:34:32
大手航空会社は座席で差別化

大手のフルサービス航空会社(FSC)とエアアジアXはどこまで競合することになるのか。海外出張で利用する人の多いビジネス路線とは異なり、ハワイのようなレジャー路線は価格競争に陥りやすい。ただアジアの近距離路線と大きく異なるのが飛行時間だ。ホノルル線は片道約7時間。この時間をどう快適に過ごしたいかで客の選び方は変わる。


JALが今年1月から関空ーホノルル線に導入した新型ビジネスクラスのフルフラットシート(写真:JAL)
FSCとLCCの違いが如実に表れるのが、座席だ。近年FSC各社はビジネスクラスのフルフラット化やプレミアムエコノミークラスの新設を急速に進め、単価の高い座席の比率を上げ収益性の向上を図っている。

関空―ホノルル線を見ると、デルタは数年前にフルフラット化を完了済み。JALは昨年にプレミアムエコノミークラスを新設し、今年1月9日からはビジネスクラスにフルフラットシートを導入。3月18日からはハワイアン航空がプレミアムエコノミーの席数を増やし、かつフルフラットシートを新たに搭載した機材の運航を始める。


エアアジアXの「プレミアムフラットベッド」(写真:エアアジアX)
実はエアアジアXにも1機377席あたり12席の「プレミアムフラットベッド」と呼ばれる高級クラスがある。運賃は通常座席の5倍超。先述のホノルル線記念価格では片道6万9900円に設定されている。座席はフルフラットではなく、無料で提供される機内食はFSCのエコノミークラスと同程度だ。

残りの365席はFSCのエコノミーよりもさらに狭い通常座席だ。そして機内食は有料。こうした違いが低価格の可能な要因の一つだが、旅行客は「座席格差」をどう受け止めるのか。前出したハワイ州観光局のヴァーレイ局次長は「将来リピーターになってもらえる若年層の取り込みを期待している」と話す。ハワイを訪れる日本人観光客のうち、6割はリピーターだ。ただその大半は40代以上。エアアジアXが大きく価格を下げることによって学生や若手社会人の需要を喚起できるかがカギとなりそうだ。

長らくJALの牙城だったハワイ路線。そこにハワイアン航空が食い込み、エアアジアXが価格破壊を仕掛けてきた。さらに待ち受けるのは、2019年に予定されている全日本空輸(ANA)による首都圏とホノルルを結ぶ路線への超大型機「A380」の導入だ。楽園の空は、ますます混戦模様である。


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