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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

5406チバQ:2015/07/22(水) 22:55:18
http://www.sankei.com/west/news/150722/wst1507220015-n1.html
2015.7.22 07:03

国内最悪から「アジアの玄関口」へ…福岡空港・国内線新ターミナルビルが起工式





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起工式が行われた福岡空港国内線ターミナルビルの完成予想図
 福岡空港(福岡市博多区)の新しい国内線ターミナルビルの起工式が21日、行われた。福岡空港は続いて、民営化と滑走路増設が予定されている。新ターミナル着工は、国内最悪ともいわれる混雑状態の解消と、西日本の「ハブ空港」への大きな布石となる。(村上智博)

完成は平成31年春

 新ターミナルは、既存ターミナルの東側に建設する。完成予定は平成31年3月としている。

 現在3つに分かれている国内線ターミナルを1つのビルにまとめる。地上5階・地下2階で、延べ床面積は12・8万平方メートルとなる。

 駐機スポットは現在の21カ所から24カ所に増え、福岡市営地下鉄空港線の駅と、航空会社のカウンター(1階)や出発口(2階)に向かう直通エスカレーターも整備する。

 建設費は346億円で、清水建設、銭高組、西鉄建設の共同企業体(JV)が施工する。

 福岡空港の国内線ターミナルは、昭和44年に現在の第1ターミナルが開業した。増改築で対応してきたが、利便性がよいとは言えなかった。

 ターミナルを建設する第三セクター「福岡空港ビルディング」の麻生渡社長は「アジアの玄関口として親しんでもらえるビルにしたい」と述べた。

滑走路増設へ

 ターミナル新設は元々、福岡空港の混雑緩和策として浮上した。

 福岡空港には2800メートルの滑走路が1本しかない。これに対し、福岡空港の平成26年度の離着陸回数は、国土交通省などによると17万1千回に達した。円滑に離着陸できる上限は年間16万4千回とされ、福岡空港ではラッシュ時の発着遅れが常態化している。

 また、今後も訪日外国人の増加で国際線の需要増加が予想される。

 国交省は、駐機スポットと滑走路を結ぶ「誘導路」の複線化を決めた。ターミナル移動によって滑走路との間に生じたスペースに、2本目の誘導路を建設する。国土交通省によると、誘導路複線化で、若干の混雑緩和につながるという。

 だが、混雑緩和の抜本策は滑走路増設しかない。

 国交省は、今の滑走路と平行に2500メートルの滑走路増設を決め、建設工事に向けた環境アセスメントも始まった。

 新たな滑走路は平成37年の完成を目指している。滑走路が2本になれば、円滑な離着陸が可能な回数は年18万8千〜21万1千回に増えるという。

民営化で議論も

 福岡空港は現在、国が管理・運営しているが、平成25年施行の民活空港運営法に基づく運営の民間委託、民営化が予定されている。

 国交省などは運営権委託による収入を、滑走路増設費用(総額1800億円)に充てる方針を示している。

 福岡空港の民間委託については、福岡空港ビルディングのほか、JR九州、西日本鉄道など、複数の企業が意欲を見せている。

 ただ、福岡県や福岡市が出資する福岡空港ビルディングの参加には「民業圧迫」との声もつきまとう。国交省も「自治体が株主に入った状態で応募するのは、公平性の観点から問題があるのではないか」と指摘しているという。

 地元の企業の組み合わせによっては、摩擦が起きる可能性もある。

 福岡空港に先立って民営化する仙台空港では、イオンや三菱商事・楽天、東急不動産、三菱地所など4つの企業連合が入札に参加している。


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