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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4758チバQ:2014/03/30(日) 21:17:14
http://www.sanin-chuo.co.jp/edu/modules/news/article.php?storyid=544956243
明日へつなぐ<石見活性化企画> : 第8部 萩・石見空港 (1)増便獲得


1月20日に開かれた萩・石見空港の利用拡大総決起大会。羽田便2往復の維持へ向け、山本浩章益田市長は積極的な活用を呼び掛けた
利用拡大へ最適ダイヤ

 第1便は羽田発が午前11時15分、萩・石見発が午後1時45分。第2便は羽田発が午後4時25分、萩・石見発は同6時25分−。

 全日本空輸(ANA)が1月に発表した2014年度上期(3月30日〜10月25日)の運航計画で、萩・石見空港(益田市内田町)と羽田空港を結ぶダイヤを確認した山本浩章益田市長(44)は「満額回答だ」と胸をなで下ろした。

 山口県内を含む周辺自治体などでつくり、山本市長が会長を務める萩・石見空港利用拡大促進協議会が悲願としていた羽田便2往復の復活。ANAなどとの共同提案で、昨年実施された国土交通省の「羽田発着枠政策コンテスト」をパスし、30日から2年間の2往復化を勝ち取った。

 次の焦点は、運航時間だった。

 苦い過去がある。萩・石見の羽田便が1往復だった期間のうち、06年4月〜10年10月は羽田発が午前6〜7時台の早朝便に。首都圏からの利用が減り、羽田便の搭乗率は51〜45%に低迷した。

 ANAへの要請が実り、今回は早朝便が回避された上、観光利用で好調を維持する午前11時台の羽田発と、首都圏に戻るツアーやビジネス利用での前泊に好都合な萩・石見発の夕方便を確保。「利用を最も促しやすい時間帯に収まった」。山本市長は手放しで喜ぶ。

   ◇     ◇

 1993年7月、羽田、大阪(伊丹)各1往復で産声を上げた萩・石見空港。97年7月に羽田便が2往復となり、大阪便を合わせた搭乗者は98年度に過去最多の約17万人に達したものの、その後は減少が続いた。2002年12月に羽田便が1往復に戻り、11年1月には大阪便が運休。11年度は搭乗者が過去最少の6万6272人に落ち込んだ。

 だが、逆風は12年12月に岩国錦帯橋空港(山口県岩国市)が開港して収まった。

 萩・石見と同じANAが運航することもあり、羽田から萩・石見に入り、周辺の津和野町や山口県萩市などを巡って岩国から帰る2泊3日のツアーが造成されて人気に。さらに平成の大遷宮に沸く出雲大社(出雲市)などを観光し、広島空港(広島県三原市)から羽田に戻るツアーもヒット。13年度の羽田便搭乗者は、1往復に減便されてから初めて7万人を突破した。

   ◇     ◇

 かつてない順風に乗り、4空港が応募した国交省の政策コンテストで萩・石見は、パスした3空港の中で最高得点を獲得。審議した委員からは「2往復にする効果は非常に大きい」との評価を得た。今後は、その「効果」が厳しく問われる。当面、望み通りとなったダイヤを最大限に生かせるのかも、関係機関の取り組み次第だ。

 その重みを十分に感じているだけに、山本市長は1月20日に益田市内であった利用拡大総決起大会で、会場を埋めた1200人にこう訴えた。「2年間で結果を残さなければ再び1往復となり、2往復を取り戻すのは極めて困難になる」

 …………………………

 約11年ぶりに羽田便が2往復となる萩・石見空港。「新明日へつなぐ」第8部は、利用拡大の絶好機を迎える同空港を取り上げる。


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