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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2466チバQ:2010/10/21(木) 12:17:19
http://www.asahi.com/travel/news/TKY201010190194.html
会社休まず週末海外 地方も接続便利に〈羽田、世界へ:上〉
2010年10月19日12時30分

 東京・新橋の金融機関に勤める女性(31)は11月、会社を休まずにシンガポールに行こうかと考えている。

 出発は金曜夜。たとえ残業しても羽田空港なら30分で着く。深夜0時半の便に乗り、土曜の午前7時前にシンガポールに到着。日曜の夕方まで遊び、午後9時50分発に乗れば、羽田に着くのは月曜の朝5時15分。目黒区の自宅に戻ってシャワーを浴びる時間があるかはわからないが、出勤に支障はなさそうだ。

 これまで、海外旅行は行きにくかった。お盆や年末年始、5月の連休は費用が高くて手が出ず、それ以外だと会社を休みづらかったからだ。

 「体力的にはきついけど、せっかく都心に近い羽田を利用できるんだからトライしたい。週末だけの旅行なら、会社や同僚に後ろめたさも感じなくて済むし」

 羽田は21日に4本目の滑走路がオープンして便数が増える。国際的な航空ダイヤの切り替えに合わせて、31日以降、17都市に国際定期便が飛ぶ。これまでもソウルや上海、北京、香港にはチャーター便で行くことができたが、今後はさらにハワイやアメリカ本土、パリにも便が飛ぶ。

 旅行各社は夏ごろから羽田発着のツアー商戦を本格化。日本旅行は「週末トラベラー」と称し、働く女性をターゲットに、週末に海外でエステやグルメ、買い物を楽しむツアーを多数用意。大手JTBが「仕事帰りにそのまま羽田へ」とうたえば、HISも「国内旅行感覚で」と、ハワイ4日間6万5千円などの格安ツアーをそろえる。近くて手頃な韓国や台湾に加え、新たに便が飛ぶようになるハワイなども人気という。

 メリットが及ぶのは首都圏だけではない。

 青森県立青森戸山高校は毎年、美術科の2年生がパリに「研修旅行」に出かける。本場の芸術を体感する貴重な機会だが、初日は青森→羽田→成田の移動だけでつぶれてしまっていた。成田からパリへ向かう日本航空や全日空の便は出発が午前中なので、前日に成田周辺に泊まる必要があったからだ。

 羽田では31日、深夜にパリに向かう便が就航する。これなら初日に羽田でパリ便に乗り継げる。成田泊の費用も削減できる。柴田真理子校長は「地方で暮らす人は、海外に出かける時に羽田から成田への移動に不便を感じていた。学校の海外研修は予算も日程も限られている。羽田が選択肢に加わるのは歓迎です」。

 旅行各社も、地方空港から海外へ向かう場合の羽田までの運賃を「片道1千円」に設定したり、新幹線の割引サービスをしたりして需要開拓に努める。

 近畿日本ツーリストの羽田発の海外旅行の申し込みは東京が4割、神奈川が2割だが1割は富山など北陸地方で売れている。国内の地方空港でも韓国などアジアと結ぶ便は増えているが、欧米へは成田や関西空港などに限られる。だが、両空港とも国内路線は少ない。羽田はもともと国内線の拠点空港で、路線数は圧倒的に充実している。国際線が増えれば、その分、国内各地からも接続しやすくなる。

 だが、「まだまだ使いにくい」との声もある。欧米便は深夜早朝に集中しているが、早朝の便だと地方からの便が間に合わない。例えばニューヨーク行きはアメリカン航空の午前6時40分発しかなく、地方からなら前泊が必要だ。帰国も同じ。ハワイからの便の羽田着は午後10時30分。地方に向かう便は終わっているので、羽田近くに泊まるしかなさそうだ。ツアーの料金設定も、羽田発は成田発に比べて1万〜2万円ほど割高だ。

 羽田発着のツアーで高いシェアがあるHISの長谷部卓之グループリーダーは「まだ羽田から行ける海外は限られているが、今後の利用状況が良ければ羽田の国際線はそれだけ増える。そうなれば、料金や乗り継ぎの問題も解消される」と期待する。

    ◇

 羽田空港の4本目の滑走路が21日にオープンする。月末には欧米路線も就航し、本格的な国際化を迎える。都心から近い国際空港の誕生は、旅や暮らしにどんな変化をもたらすだろう。(この連載は高橋友佳理、宮嶋加菜子、永田工、小林誠一、佐々木学が担当します)


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