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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1426チバQ:2010/01/20(水) 21:03:29
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001001200003
JAL減便・廃止 膨らむ不安
2010年01月20日


19日も通常通りの業務が行われた青森空港の日本航空のカウンター。経営の立て直しは青森の空の便にどう影響するのか=青森市大谷

 青森、三沢の両空港を拠点に県内の空路を担ってきた日本航空が19日、会社更生法の適用を申請した。官民出資のファンド「企業再生支援機構」による再建では不採算路線からの撤退も盛られている。競合する新幹線の全線開業が12月に控えていることとあいまって、東京、大阪、名古屋、札幌と結ばれている青森の空の先行きに、関係者は気をもんでいる。(鈴木友里子、北沢拓也)


 「搭乗率が悪ければ、ふるいにかけられる。減便対象にならないか心配だ」。三沢市商工会の遠藤正俊事務局長は率直に不安を口にした。同商工会は、三沢市や近隣自治体の経済関係団体などと「三沢空港利用促進期成会」をつくり、無料駐車場や航空運賃への助成といった利用客の増加策に取り組むが、数字としての「実績」は出ていない。


 青森、三沢両空港への国内旅客便はいずれも日本航空が運航し、通常は1日計16往復飛んでいる。県新幹線・交通政策課によると、2008年度のこれらの搭乗率は5〜6割にとどまる。両空港の東京・羽田便は60%前後だが、青森―札幌、名古屋便と三沢―大阪・伊丹便は50%を確保するのがやっとだった。損益分岐の目安は60%とされる。


 日航は12年度末を目標に進める再建の過程で、不採算路線の撤退に着手する。県内ではこれまで、02年に三沢―東京便が1日3往復に減便され、07年には週4往復だった青森―福岡便と、1日1往復の三沢―札幌便が運休・廃止になった。


 県や関係市町村は便の「復活」を要望しているが、搭乗率がさらに伸び悩めば、再び減便・廃止の対象になる恐れもある。皮肉なことに、空の便にとっての「不安要素」は、県民の多くが待ち望む今年12月の東北新幹線の全線開業だ。


 県による07年度の試算では開業後、空路の利用者が十数%減るという数字が出た。02年12月の八戸駅開業以降、三沢空港の利用者は昨年度までに東京便で半減、大阪便も3割減っている。新青森駅まで新幹線が延びれば、青森空港に同じ影響が出かねない。


 これに対し、県は「新幹線効果」で来県者全体が増えることに期待する。八戸駅開業時は同駅の利用者が開業前の1・5倍に増えた。それを引き合いに北山功三・県新幹線・交通政策課長は「行きは新幹線、帰りは飛行機のような交通の共存を目指したい。来県者が増えれば、増便も要望できる」とする。


 一方、空港利用者からも19日、日航の経営問題に不安の声が多く聞かれた。


 娘に会うため、青森―札幌便を利用した秋田県大館市の自営業男性(61)は「年4回は札幌に行くし、娘や孫も遊びに来る」。最寄りの大館能代空港(秋田県北秋田市)は札幌便がなく、「青森は何とか札幌便を維持してほしい」と願うが、「人員削減で安全面が心配。命にかかわる部分は確実にやってほしい」と話す。


 三沢市で仕事を済ませて東京へ帰る会社員男性(40)は月1回は県内に出張しているといい、「減便になったら不便」と話す。一方で、三沢―東京便の機内は空席が多いと感じており、「路線の見直しはやむを得ないのかなとも思う」。


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