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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1661チバQ:2010/02/28(日) 16:27:25
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20100228ddlk23020147000c.html
あいち・日曜リポート:県営空港の一元化論議 財界発言に地元猛反発 /愛知
 ◇知事は堅持を明言
 県営名古屋空港(豊山町)のあり方をめぐり、熱い論戦が起きている。中部財界の首脳が年明け早々、マスコミの取材に「中部国際空港へ一元化すべきだ」と発言したとされるのが発端。この発言に県営空港周辺の春日井市、小牧市、豊山町は一斉に猛反発した。世界的な不況で空港を取り巻く環境は厳しく、中部空港も需要低迷による経営悪化が深刻な中、論議はどう進むか。【花井武人】

 発言は「2空港の機能を集約して効率的な運用を図る必要がある」との内容。中部空港は08年秋からの世界同時不況の影響を受け、経営が急激に悪化。09年度に続き10年度も赤字が懸念されている。このため、中部空港が目指す「24時間運行」に不可欠な2本目の滑走路建設問題でも、需要低迷を理由に「不要論」が出始め、関係者は苦悩を深めている。

 一方の県営空港。国際線など多くの路線を中部空港に移し「座席数60以下」の小型機などのコミューター航空やビジネス機の拠点として生まれ変わった。07年から座席数が「100以下」に緩和されたこともあり、定期便は当初の6都市13便から9都市18便に増えた。名古屋市から近い利便性の良さで利用客数は堅調に推移している。

 県営空港の存亡にかかわる一元化発言に地元は即座に反応した。県営空港周辺の2市1町は1月13日、緊急連絡会議を開いた。「2空港の役割分担は確認済みのはず。今なぜ、という思いだ」(中野直輝・小牧市長)、「中部圏の発展を考えると県営空港は欠かせない」(伊藤太・春日井市長)、「航空関連の税収が町税の20%を占めており、到底のめない」(鈴木幸育・豊山町長)と一元化反対で口をそろえる。今後、首長による就航先へのトップセールスなどで一層の利用者増を目指すほか、県にも路線開拓を要請することを申し合わせた。

 地元が一元化に反対する背景には県営空港を共用している航空自衛隊小牧基地の存在も大きい。民間航空がなくなれば基地専用空港となり、基地拡大につながりかねないとの懸念がある。

 県営空港の運営主体の県はどう考えているのか。今月17日の県営空港開港5周年記念式典に出席した神田真秋知事は「県営空港の隣接地に宇宙航空研究開発機構(JAXA)施設の誘致が決まった。県営空港は地域づくりに大事な拠点空港であり、今後も中部空港と協力し合って発展していきたい」とあいさつし、1都市2空港の堅持を明言した。

 とはいえ、中部空港の経営に深くかかわる財界首脳の発言だけに各方面に与える影響が大きい。不況が長期化する中、日航の再建問題もからんで、論戦の行方は不透明だ。


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