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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3037チバQ:2011/06/26(日) 21:25:16
http://www.sakigake.jp/p/special/11/tsubasanitakusu/article_02.jsp
秋田空港開港30周年 翼に託す活路
[国際線]
震災で路線存続危機 世界への扉、PR強化を
記事ツール 「利用客が戻らず、土俵際まで追い詰められている」。今月9日、菅沼和也県観光課長は「秋田空港利用促進協議会」の総会で、東日本大震災後に利用客が激減したソウル便の窮状を訴えた。5月の搭乗率は2年ぶりに50%を割り込み、路線維持が危ぶまれている。

 3月の震災後、東北でソウル便を再開できたのは秋田空港だけ。青森、仙台、福島の3空港は依然、運休が続く。5月に運航を再開した秋田空港は、唯一ソウル便が飛ぶ空港として、利用増が期待されたが、外国人客は前年同期比7割減の504人(同月)止まり。海外からは本県も被災地も同じ東北と受け止められ、福島第1原発の事故の影響で海外客が渡航を控えたとみられる。


運航を再開したソウル便で秋田空港に到着し、県職員らに出迎えられる乗客=5月2日 ソウル便には1、2月まで、追い風が吹いていた。昨年の年間搭乗率は就航以来最高の72・4%。仙北市などで撮影を行った韓国ドラマ「アイリス」が2009年秋に放送され、ロケ地には韓国人観光客が押し寄せた。

 しかし震災と原発事故で状況は一変。佐竹敬久知事は早ければ7月に韓国、8月に台湾を訪れる。秋田をはじめ東北の安全、安心を訴え、誘客につなげたい考えだ。

 ソウル便が乗り入れる仁川空港は、世界60カ国を結ぶアジア最大級のハブ空港。海外と本県の接点を保つ潜在的なメリットは観光、経済、人的交流の面で大きい。県観光課は「これまで以上に経済団体を含めて民間を巻き込んだ利用促進策に取り組まなければならない」としている。

[あのころ]10年かけ就航を実現

 国際定期便の誘致活動が本格化したのは1991年。秋田・ソウル定期便開設期成同盟会の会長として誘致に貢献した佐渡谷栄悦さん=故人=の妻寿美子さん(63)=秋田市=は「(夫は)『秋田の魅力を世界に発信したい』といつも話していた」と語る。定期便が海外に本県の存在を周知するきっかけになることを期待していた。

 当時、地方空港は国際線誘致に向けた実績づくりのため、競って海外チャーター便を飛ばした。元県交通政策課長の赤石誠さん(70)は「県内経済がしぼむ中、海外から観光客を呼び込んで、てこ入れするために秋田空港の国際化は必要と考えていた」と振り返る。

 本県より遅く誘致に乗り出した富山県には93年、青森には95年に路線が開設された。本県は誘致に10年かかり2001年に就航が実現した。韓国人観光客向けのチャーター便を飛ばし、韓国人側の需要があることを航空会社にアピールしたことが大きかった。

[展望]官民挙げて利用喚起

 韓国から大勢の観光客が本県を訪れ、観光地に経済的恩恵があった“アイリス効果”は、韓国との空路なしには生まれなかった。

 原発事故で外国人利用客が激減する危機を迎えている今こそ、官民挙げて定期便開設に取り組んだ初心に戻って、経済界、行政が利用促進に努める時だ。

 国際線を失う痛手は大きい。震災の影響とは別に、国内は人口減や景気低迷などの問題を抱えている。一方、アジアは経済成長が著しく、その伸びにどう関与できるかは本県のみならず日本の大きな課題。本県とアジアなどを行き来できるソウル便の大切さを見直したい。

(2011/06/25 付)


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