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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4414チバQ:2013/06/19(水) 23:20:36
CEOの来日が度々キャンセルに?
 そして、2012年8月に就航したのがエアアジア・ジャパンだ。今年7月に成田〜台北線が就航すれば、同社の9路線目となる。保有機材はA320(180席)が4機と最も少ない。

 ANAとエアアジアの提携解消が騒がれる前から、筆者は気になる兆候を感じていた。同社では、新路線が就航する場合、初便の取材案内にグループCEOのトニー・フェルナンデス氏の名を掲載することが多かった。フェルナンデスCEOが新路線就航を祝うために来日するので、是非取材に来てほしいという主旨なのだろう。
 だが、間際になるとCEOの来日のキャンセルが相次いだのだ。今年3月、同社が中部国際空港に就航した際にも、当初はフェルナンデスCEOが来日する予定だった。
 機材面でも、3月下旬に4号機が到着したが、エアアジア側から当初聞いた受領時期はもう少し早かった。

 フェルナンデスCEOの来日キャンセルに、機材受領の遅れ──。
 事業が順調ではないのではと、昨年秋から感じていたのが正直なところだ。

 ロードファクターを見ても、就航した2012年8月が84.4%、9月が68.3%、10月が56.9%、11月が55.9%、12月が52%。直近の4月も56.4%と、おおむね50%台で推移している。ゴールデンウィーク期間中の利用実績も、国内線67.6%と3社で最も低かった。


中部空港に到着したエアアジアの4号機。本来ならば、グループCEOのトニー・フェルナンデス氏も就航イベントに参加する予定だったのだが… LCC元年から約1年が経ち、日系LCC3社の間でも徐々に優勝劣敗が見えてきた――。ロードファクターが示す事実を確認するためにも、筆者はゴールデンウィーク明けの5月14日、国内LCCの3社を1日で乗り比べてみた。

180席の機体に乗客はたったの18人
 東京駅から成田空港までは高速バスの「東京シャトル」で向かい、成田〜福岡間をエアアジア、福岡〜関空間をピーチ、関西〜成田間をジェットスターに乗った。

 最も驚いたのは、成田発福岡行きのエアアジア便である。180席が座れる機内に、乗客は筆者を入れて、たったの18人しかいなかった。別の時期に乗った人の話では、この3倍程度乗っている時もあるようだ。しかし18人×3でも54人。ロードファクターは30%台にとどまる。
 そもそも成田発の早朝便は極めて不便である。早朝便に間に合うように成田空港に到着するには、東京から高速バスか自家用車を使わねばならない。もしくは成田空港周辺のホテルに前泊するしか手がないのだ。

 もう一つ気になったのは、エアアジアのウェブサイトだ。
 日本企業の予約サイトに慣れていると、エアアジアのように決済時、いったんカード会社のサイトに切り替わって手続きする流れは煩雑に感じてしまう。途中で挫折する人がいると聞いたが、うなずける話だ。

 手続きを始める以前に、出発地や到着地を選ぶ際に、最も利用率の高い日本の都市が選びにくいのも改良すべき点であろう。

 エアアジア本社は6月11日、エアアジア・ジャパンについて、2012年8月の就航以来、コスト管理が不十分だったとの声明を発表した。また、ANAとLCCビジネスに対する考え方をはじめ、成田空港の利用方法や経営方針に違いがあったとしている。経営陣もANA主導で決められ、エアアジア本社の意向が十分反映されていないというのだ。

 だが筆者は、就航前からエアアジア・ジャパンを見てきた。その印象では、決して日本側だけに問題があるとは思えない。低コストを実現するために、極力共通のシステムを使うのは当然である。データベースなどは共通化した方が合理的な部分もある。だが、その半面、ウェブサイトの見せ方などは、もっと国ごとに使い勝手を優先して変えてもよかったのではないだろうか。機内サービスで差別化を図る前に、ウェブサイトの使い勝手が障害になったと、筆者は感じている。

 マレーシアにあるサーバーとの接続速度の影響からか、ウェブサイトは動線だけでなく、操作した際の反応もイマイチだ。成田空港という不便さに加え、なかなかサイトの利便性が向上しなかったことが、低迷の要因だったと言えるのではないだろうか。


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