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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

475千葉9区:2009/04/22(水) 23:34:12
http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200904220024a.nwc
新貨物機 砂漠で需要待ち 航空不況 ボーイング納入できず
2009/4/22
(ブルームバーグ)
 米航空機メーカー大手ボーイングは、中国の航空大手、中国南方航空向けの新しい大型貨物専用輸送機「777フレイター」2機を砂漠に駐機させたままだ。理由は貨物需要の落ち込み。欧州航空大手エールフランス・KLMグループ向けの新造機1機も同じ運命をたどる公算が大きい。

 1機当たり約2億5700万ドル(約252億2700万円)する大型貨物機が砂漠に放置されているような状況は、旅行者数や貨物量を圧迫している現在のリセッション(景気後退)が、新しい段階に入ったことを示唆している。

 航空会社は一般的に、旧型機や効率性の低いジェット旅客機だけをアリゾナ州などにある砂漠に駐機させる。そういった砂漠では、十分な空間があるほか、熱く乾燥しているため腐食も起こらない。

 中国南方航空の幹部は17日、取材に対し、まだ貨物機を受け取っていないことを認めた。受け取りは年末か来年初めまで遅れる可能性があり、現在製造中の2機に関しても納入の時期を話し合っている段階だという。中国南方航空は今年、飛行機の受け取りを遅らせることで10億ドルの支出抑制を目指している。同社の2008年通期決算は48億元(約690億円)の赤字を計上した。

 エールフランス・KLMも来月納入予定の貨物機を砂漠に駐機させる公算が大きい。

 航空会社は一般に、購入契約を結んだ際に頭金を支払うが、残りの費用は飛行機が納入されてから支払う。

 米投資銀行FBRキャピタル・マーケッツのアナリスト、パトリック・マッカーシー氏は「次世代機の未出荷は今後、数四半期続く可能性がある」とみている。米投資信託会社パイパー・ジェフリーのマネジングディレクター、ダグラス・ルンテ氏は「航空貨物輸送の世界大手2社が新しい機体を駐機させている事実は、世界的な航空貨物量がひどいことになっているという証しだ」と指摘した。

 IATA(国際航空運送協会)によれば、今年の全世界の航空貨物量は5%減少する見通し。これは、乗客数の3%減を上回る下落幅だ。

 ボーイングは9日、777型の月間生産台数を来年6月以降、これまでの7機から5機に減らすとの方針を発表している。(Susanna Ray、Laurence Frost)


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