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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1724チバQ:2010/03/11(木) 22:07:10
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100312k0000m020092000c.html
国内空港:甘い需要予測…達成75分の8、成田も43%

神戸空港発のスカイマーク便で初めて茨城空港に降り立ち、記念品を受け取る乗客ら=茨城県小美玉市の茨城空港で2010年3月11日、山崎理絵撮影 多くの国内空港で、建設時に策定した需要予測を、実際の利用実績が下回っている。国土交通省の調査では、資料が存在する国内75空港のうち、08年度の利用実績が需要予測を上回ったのはわずか8空港しかなかった。国や自治体の見通しが甘く、過大な需要予測を立てたのが原因だ。政府は「空港建設のためのお墨付き」として使われた需要予測が、本当に妥当な方法で作られたのかなどを検証する構えだ。

 ◇政府、策定妥当性検討へ
 国交省の調査で、需要予測に対する利用実績の比率(達成率)を見ると、地方自治体が管理する地方管理空港では、紋別(13%)、石見(13%)、奥尻(15%)などの離島や過疎地で、実績が需要予測を大幅に下回った。都市部では、松本(17%)、大館能代(17%)などが1割台。国や空港会社が管理する拠点空港では、稚内(28%)、宮崎(34%)、北九州(42%)の数値が低かった。

 茨城空港は、年間約70万人の需要を予測(05年度)したが、現在就航が決まっている定期路線は国際、国内各1便のみ。近隣の福島空港は需要予測(同)142万人に対し実績は35万人で、達成率は25%。同様に近隣で数多くの国際便が乗り入れる成田空港でも達成率は43%しかない。茨城空港が一気に路線数を増やすのは難しい状況で、予測値をクリアするのは容易ではない。

 需要予測の多くは、国交省からの天下りを受け入れている「運輸政策研究機構」などの財団法人やコンサルタント会社に対し、国や自治体が委託して作成する。人口や国内総生産(GDP)の将来予想や交通量見通しなどを基に試算し、最終的には国がチェックする。

 国交省は9割の空港で実績が予測を下回ったことについて、「GDPや人口が想定したほど伸びなかったため」などと釈明しているが、「財団法人が、空港を建設したい国や自治体の意向をくみ、需要予測を過大に見積もった」(航空関係者)との指摘もある。

 国交省の長安豊政務官は11日の定例会見で、「本当に今までの需要予測自体が正しかったかということを検証していかなければならない」と述べ、需要予測策定の経緯や手法の検証などを通じて、適正化を目指す意向を示した。【大場伸也】


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