したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2667チバQ:2010/12/23(木) 13:06:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20101221-OYT8T01215.htm
成田空港利用料下げ呼び水に
専用ターミナル検討


チャンギ空港のLCC専用ターミナル。安価という意味の「BUDGET」と表示されている  再国際化された羽田空港に今月、アジア最大手の格安航空会社(LCC)がクアラルンプール(マレーシア)線を就航させるなど、LCCの日本参入が進む中、成田空港でもLCCを呼び込もうと国内初の専用ターミナルの建設が検討されている。LCC専用施設とはどのようなものか、先進地のシンガポールのチャンギ空港を訪ねた。(河合良昭 田川理恵)

 ■「バジェット」 



倉庫を思わせるチャンギ空港のLCC専用ターミナルの搭乗カウンター  チャンギ空港のLCC専用ターミナルは2006年3月に整備された。一般のターミナルから専用バスに乗り換えて約10分。映画館やプールが併設されるなど豪華な作りの一般のターミナルに比べ、飲食店がファストフードなど2店だけで、空港というよりもスーパーマーケットのフードコートのようだ。表玄関には「バジェット(安価な)ターミナル」の看板が出ている。

 ターミナルから航空機に直接乗り込める搭乗橋はなく、歩いてタラップで機内に入る。チャンギ空港の運営会社によると、豪華な施設がないことから空港施設利用料(旅客サービス施設利用料)を安くでき、その分、LCCは運賃を抑えることができるという。

 ■コスト削減 

 LCCの低コスト策は徹底している。使用する機体を同じものにして整備費を抑える。座席の間隔を狭くしてより多くの旅客を乗せ、機内での飲食提供は有料で、1日の運航回数を増やして稼働率を上げる。

 また、欧米などでは首都圏から距離的に離れ、着陸料などが安い空港を利用して経費を抑える方法が一般的だ。だが、近年は、着陸料が高くても乗り継ぎが便利な首都圏空港への乗り入れを求める傾向にある。

 国際的なルールで、同じ空港であればLCCだけ着陸料を値引きすることは出来ない。ターミナルの利用料ならば差をつけることも可能なため、簡素な専用施設が作られるようになった。チャンギ空港の専用ターミナルもこうした理由で建設された。

 ■需要を調査 

 成田国際空港会社(NAA)でも、LCC専用施設は搭乗橋を設けず、簡素なものにして建設コストを抑えることを想定している。搭乗橋の利用料金1機1回あたり1万3000円を削減できるほか、利用者が支払う施設利用料も既存のターミナル(2040円)より安く設定できるという。

 成田空港に就航しているLCCは現在、豪州のジェットスター航空1社のみ。NAAでは専用施設を建設した場合の乗り入れ需要がどれだけあるのか分析を進めている。これに対し、東京工大の花岡伸也准教授(航空政策)は「着陸料の高い成田でもターミナルの利用料が下げられればLCCを誘致しやすく、呼び水になるだろう」と話している。

(2010年12月22日 読売新聞)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板