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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

7485OS5:2024/04/12(金) 17:36:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/88923925a62bec36bb688cd6aa2f06c94ea1750d
航空業界「ドル箱路線」半額運賃で脚光も破綻、コロナで赤字100億円…新規参入組が生き残り模索
4/12(金) 12:52配信


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読売新聞オンライン
 航空業界の生き残り策が多様化している。空港運営が国などから民間企業に委託されるケースが増え、活性化や収益拡大に向けて地域の特色を取り込む動きが目立ってきたほか、規制緩和の波とコロナ禍にさらされた航空会社も価格やサービス、経営体制の見直しを進めている。変化の「潮流」を追った。

【表】九州・山口の航空業界を巡る主な動き

価格競争
読売新聞

 片道1万3700円――。国による航空業界の規制緩和を受けて1998年に羽田―福岡線に参入したスカイマークエアラインズ(現スカイマーク)は、利用客が多い「ドル箱路線」で、大手航空会社の半額という運賃を打ち出した。福岡発の初便は受け付け開始後、申し込みが殺到した。

 洞駿社長は当時、航空業界を所管する運輸省(現国土交通省)の職員で、「会社経営もうまく『離陸』できるかが気になっていた」と振り返る。

 同社は大手2社に次ぐ「第3極」としてデフレを追い風に成長したが、路線拡大によるコスト増に加え、相次ぐ格安航空会社(LCC)の誕生もあって次第に採算が悪化。2015年に民事再生法の適用を申請し、経営破綻した。

 経営再建を進め、元国土交通省航空局長の経験を買われて20年にトップに就いた洞氏は「新規参入によって航空移動が身近な存在になったのは間違いない。改めて路線拡大を進めていきたい」と語る。

ジャパネットと資本・業務提携
 国内航空業界は1970年代から80年代半ばまで、日本航空と全日本空輸、東亜国内航空(現日航)の3社で国内、国際線のすみ分けが行われていた。

 競争を促すための規制緩和で参入が相次ぎ、2002年に航空会社OBらでつくった神戸航空は翌03年、本社を北九州市に移転。社名もスターフライヤーに変え、九州の航空会社として定着した。

 だが、航空業界に大きな試練となったのが、コロナ禍だった。スターフライヤーは20年度の最終利益が100億円の赤字となり、保有する航空機13機のうち2機を手放した。需要を取り戻すため22年には、通販大手のジャパネットホールディングス(HD、長崎県佐世保市)と資本・業務提携。スターフライヤーの町田修社長は同年9月の記者会見で、「今までの航空業界にない楽しい機内をつくりたい」と強調した。

 機内誌の刷新に着手し、ジャパネットが通常販売する商品のほか、調理器具やシャワーなど機内誌限定品も載せた。機内のモニターでは昨年9月から、機内誌の掲載商品に特化した通販番組も放映している。

 複数の人気アニメなどと組んで顧客開拓も進めている。今年2月には、ゲームが原案の舞台「刀剣乱舞」の出演者を描いた機体を発表。5月に予定するファン向けイベントには応募が相次ぎ、当選倍率は約8倍に上った。

再編も
 ただ、コロナ禍からの回復は各社とも道半ばだ。

 宮崎空港を拠点とするソラシドエア(宮崎市)は22年10月、運航路線が重ならないエア・ドゥ(札幌市)と、共同持ち株会社を設立した。「コロナ禍で全ての航空事業が止まった」(ソラシドエアの柿花祥太取締役)ことの危機感が、コロナ禍による全国初の航空再編に歩みを進める理由となった。両社の行方を、業界が注目している。

桜美林大・戸崎肇教授「訪日客回復で商機」
桜美林大・戸崎肇教授

 コロナ禍からの経済活動再開で、訪日客数は目覚ましく回復している。訪日客は、日本人が気にとめない場所やモノに魅力を感じることがあり、どの空港や航空会社でもビジネスチャンスはある。

 民営化した空港は先行投資がかさんで一時的には利益が出にくい状況だが、空港に目を向けてもらうための魅力をつくり出し、航空利用以外の消費者をどれだけ獲得できるかが重要だ。例えば、海外資本の商業施設を誘致することも一手だろう。マーケティング(市場分析)のセンスを鍛えることが求められる。

 航空会社の経営環境もコロナ禍で変化し、提携の動きが出たり、貨物需要が伸びたりしている。先行きを見定め、進むべき道筋をどう確立させるかが必要だ。

記者から・たゆまぬ経営努力を実感
 2010年代前半の「LCC元年」を学生時代に迎えた私にとって、飛行機は価格競争で「利用しやすい交通手段」に意識が変わった。だが、その過程には、交通網を維持するためのたゆまぬ経営努力があると実感した。「地域の翼」として公共性の高い事業を担う各社は、コロナ禍を経て収益増への独自色をより強くしている。航空業界が観光やビジネスなど多方面に与える影響は大きい。今後も動向を丁寧に伝えたい。(橋本龍二)


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