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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4493チバQ:2013/09/04(水) 20:11:38
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130904/biz13090412380008-n1.htm
“おもてなし”で独走する「ピーチ」、“三国時代”生き抜く航空会社とは
2013.9.4 12:28 (1/2ページ)
 「東京−大阪線? ああ、関空かあ」

 「やはり関空は遠いと感じますか。でも中心部から電車でそんなにかからないですよ」

 8月28日、東京・丸の内で話題の複合施設「KITTE(キッテ)」前。関西国際空港を拠点とする格安航空会社(LCC)、ピーチ・アビエーションの井上慎一最高経営責任者(CEO)は、通行人の男性が抱く“誤解”をやんわりとただした。

 ピーチは10月27日、関西国際空港と成田空港を結ぶ路線を開設し、首都圏に進出する。この日はトップ自ら冷たいおしぼりを通行人に配り、利用を呼びかけた。その中で交わされたやりとりだ。関空は都心部から離れていて不便−。そんなイメージが根強い。関西ですらそうだから、首都圏ではなおさらだろう。しかし、実は大阪・難波−関空間は特急電車で40分を切る。ピーチは関空が拠点なだけに、井上CEOもアクセスのよさを分かってもらいたかったというわけだ。

 井上CEOはこのほか、家族連れとの写真撮影の求めにも快く応じた。両手の親指と人さし指を合わせて桃の形を作る「ピーチマーク」を促し、満面の笑みで写真に収まった。そして、おしぼりをあらかた配り終えると、小走りで次の予定へ向かった。

 このとき印象に残ったのが、井上CEOが「こうやってじかに接することで、皆さんの要望がわかる」としみじみ話していたことだ。企業のトップがイベントに出席することは珍しくないが、ここまで熱心なのはあまり見たことがない。

 ピーチは昨年3月に就航し、破格の低運賃と高い就航率で急速に浸透。お盆期間(8月9〜18日)の国内線の利用率は93.6%をたたき出した。同じく昨年就航したLCCのジェットスター・ジャパンとエアアジア・ジャパンを大きく引き離す。ピーチの“独走”は、ジェットスターとエアアジアが拠点とする成田に発着時間規制があるのに対し、関空にはそれがないことが大きな要因だ。

 だが、それだけではない。客室乗務員が方言で利用者を迎えたり、機内でスマートフォン(高機能携帯電話)などから映画や音楽を楽しめるサービスを提供するなど、他のLCCにはない“おもてなし”がある。井上CEOはこれらを重視し、自ら利用者の声を吸い上げているのだ。

 近ごろ、大手は機内食で人気の飲食店とコラボしたり、中堅航空も割安な運賃を提供するなど、対LCC色を鮮明にしている。一方、ジェットスターはコンビニエンスストアでのチケットの店頭販売に乗り出し、不振が続くエアアジアはANAホールディングス傘下で12月に再出発する。

 長く続いた日本航空と全日本空輸(現ANAホールディングス)、日本エアシステム(現在は日航と合併)の3社体制も今は昔。航空各社は独自戦略で生き残りに必死だ。利用者にとってはありがたい動きである。(大阪経済部 中村智隆)


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