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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3027チバQ:2011/06/22(水) 17:52:59
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201106220198.html
国際線争奪さらに激化 羽田新ターミナル拡張決定
2011年6月22日11時49分

 羽田空港の新国際線ターミナルの拡張が21日、正式に決まった。約1千億円を投じて設備を整え、アジアや欧米の長距離路線を充実させようとしている。とても便利になるが、周辺空港には脅威そのものだ。

■昼間の欧米便可能に

 国土交通省やターミナル会社によると、拡張するビルは2013年度の完成をめざす。固定の搭乗ゲートは今の10カ所から18カ所になり、出発ロビーも増える。客室数280程度のホテルもつくる。

 羽田は昨年10月、32年ぶりに国際定期便の運航を再開した。年間発着枠は6万回で、年700万人の利用が見込まれている。国交省は、昼間の飛行を加えることで、羽田の年間発着枠を13年度に計9万回まで引き上げる方針だ。都心に近い利便性を生かし、空港の国際競争力を高めるためだ。

 増枠後、羽田の国際線利用者は年1250万人になるとみている。施設が手狭になるため、ビルの増築を検討してきた。震災の影響で、4月の出国旅客数は前月比で3割強減ったが、国交省は、将来的な需要は高いと期待する。

 現在、羽田の国際線は昼間が韓国や中国などアジアの短距離路線に限られ、欧米線は早朝深夜しか飛べない。13年度以降は、昼間もアジアの長距離や欧米の路線を飛ばすことができる。大畠章宏国交相は21日の会見で「東京への離着陸の希望が寄せられている。中国からの要求が多い。ターミナル拡張だけでは十分でない」と述べ、羽田の滑走路増設などにも踏み込む姿勢を示した。

■成田はLCCに活路

 ただ、こうした方針は、周辺空港には死活問題だ。成田空港は格安航空会社(LCC)の専用ターミナル新設を検討し、羽田との差別化を打ち出すのに懸命だ。韓国系のLCC2社が近く、新規就航することも決まっている。アジアからの若者や観光客を取り込もうとしている。

 地方空港の場合は、差別化戦略も容易でない。茨城空港は、唯一の国際定期便のソウル便が東日本大震災後、運休したままだ。茨城県の担当者は「(羽田に客足を取られる)悪影響は避けられない。うちの発着料金は羽田の半分程度。役割分担できればいい」。

 静岡空港には3社が国際定期便で乗り入れているが、こちらも影響は避けられない。

 航空アナリストの杉浦一機氏は「羽田が国際線を強化すれば、中部空港や関西空港に乗り入れている航空会社の動向にも影響が生じる。ただ、羽田も国際線の乗り換えの利便性では成田に及ばず、欧米航空会社による長距離路線を増やすには乗り継ぎの利便性を高める必要がある」と指摘する。(湯地正裕)


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