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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4364チバQ:2013/05/15(水) 00:28:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130510-00000043-mailo-l12
開港35年・岐路に立つ成田:/3 「空ナカ」足りない個性 飲食、物販を強化へ /千葉
毎日新聞 5月10日(金)11時17分配信

 「ゴールデンウイーク前半は外国人客も多かった」。大型連休谷間の平日。成田空港第2旅客ターミナルビルの免税店で、成田国際空港会社(NAA)子会社のショップマネジャー、棚谷克己さん(42)の説明を、NAAリテール事業部の陣之内香さん(26)は熱心にメモしていた。
 この店の売り上げの半数は食品が占めており、アジアからの客が好む菓子「ロイズ」「白い恋人」「東京ばな奈」を、店の正面に積み上げている。棚谷さんは「3個手に取った客に『もう1個買うとエコバッグをプレゼントします』と声をかけると、多くの人はさらに買う」と続けた。
 ヘッドホンや美顔器などの家電もよく売れるため、電圧が海外用で、取扱説明書が外国語で書かれた「ツーリストモデル」をそろえる。同ビル内の約120の飲食・物販・免税店を同僚2人とともに担当する陣之内さんは、売り上げ拡大策を各店と協議する中で「客単価の向上をいつも考えています」と言う。
 ■売り上げ3位に転落
 実は、成田空港は日本有数のショッピングセンター(SC)でもある。業界紙のSC売り上げランキングで2010年度は全国1位。だが、11年度は東日本大震災と円高の影響で外国人客が伸び悩み、売上高も前年度比15%減の約600億円。ラゾーナ川崎プラザ(川崎市)、ららぽーとTOKYO−BAY(船橋市)に抜かれた。
 中国・上海勤務の商社マン(42)は毎月帰国するが、成田に不満もある。「羽田に比べ、飲食店に個性がない。客を接待できる高級店もない」。東京都内の主婦(70)も「空港は非日常空間なのに、『ここでしか買えない』商品が少ない。東京駅の地下街のほうがウキウキして、財布のひもも緩む」と手厳しい。
 ■社長の手腕は
 NAAの収入は、航空会社が負担する航空機の着陸料、施設使用料と、空港内の商業施設売り上げが3本柱。韓国、中国のライバル空港と争う成田はリテール(小売り)強化で、着陸料を引き下げる原資を生み出したいところだ。
 昨年6月に就任した夏目誠社長はJR東日本副社長と子会社社長時代、駅構内の遊休スペースを店舗にして新しい売り上げを作る「駅ナカビジネス」を推進。その成功を空港内の「空ナカ」に生かす手腕を期待された。
 就任後の10カ月は、7年半ぶりの着陸料引き下げや深夜の離着陸制限緩和、検問廃止のための実証実験など「本業」に忙殺されたが、「空ナカ」にかける思いは強い。「この商業施設の価値を高めるために、『成田限定』をもっと強調してよい」と語る。夏目社長を中心に3月末にまとめた13〜15年度の中期経営計画では、第1旅客ビルの商環境リニューアルなどに約40億円を投じ、15年度に約2割増の約800億円の売り上げを目指す。
 ■「お試し出店」も
 一方、テナント側にとっては、家賃が高い空港内にいきなり常設で出店するのはリスクがある。そのためNAAは最近、期間限定の「お試し出店」を誘致している。
 東京・秋葉原などでアニメグッズを売る「コスパ秋葉原」は6月3日までの約4カ月間、同ビルに出店している。広報担当の大東博昭さん(37)は「どのくらい需要があるか探ってみたかった」。客の半数が外国人で、海外でも人気のアニメ「ドラゴンボール」Tシャツがよく売れるといい、「出店期間の延長も考えたい」と意気込む。
 9月2日まで出店している、若者向け下着専門店「HIPSHOP」の運営会社の伏田勝宏取締役(43)も手応えを語る。「常設店と異なり、内装に費用がかからない。出国前で気持ちが高揚しているのか、カラフルな商品が売れる」=つづく
5月10日朝刊


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