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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3276チバQ:2011/11/24(木) 23:41:26
高コスト経営限界

 会社設立から6年、米経済誌フォーブスが11億ドルと推定する個人資産を武器に、マリヤ氏はキングフィッシャー航空の機内サービス拡充に力を入れてきた。ロンドンを発着する同社所有のエアバス「A330」は、座席の一部をバーに改修。ビジネスクラスの利用客向けに12年物のスコッチウイスキーなどを提供する。

 また座席は赤い革張りで、機内食にはフォアグラなどの高級メニューが並ぶ。食事に使用するナイフやフォークはマリヤ氏自らが選定したものだ。同氏は客室乗務員の採用や制服のデザインにも直接携わっている。

 とはいえ今後は、こうした高コスト経営を維持するための資金調達が困難になりそうだ。成長に陰りが見えるインドの金融市場は、借り入れコストがアジア地域で2番目の高さに上昇。マリヤ氏による株式の売却が難しくなっている。ブルームバーグのデータによれば、キングフィッシャー航空は12年1月8日に2億9200万ドルの借入金を返済する必要がある。

 アジア太平洋航空センター(CAPA=豪シドニー)は、インドの航空会社全体について、12年3月までの1年間で25億ルピーの損失を計上する可能性があると試算する。通貨ルピーの下落や平均25%の燃料税などが要因。このうち国営エアインディアの損失は、最大20億ドルに上るとみられている。

 インド初の格安航空会社(LCC)として設立され、後にキングフィッシャー航空と合併したエアデカンの創業者、G.R.ゴピナート氏は、マリヤ氏の勤勉さや思考の鋭さ、人間的な魅力を評価しながらも「インドの航空市場の現状を考慮すれば、機内サービスに多額のコストを集中させるやり方は間違っている」と断言した。(ブルームバーグ Mehul Srivastava、Siddharth Philip)


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